ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

幻と消えた旅行プラン

10連休に向けて世間が騒いでいる。

飛行機も新幹線も、夜行バスも、なにもかんも、

めちゃくちゃこむし、そんなにまえから休みの計画をたててられるほど、

毎日余裕があると言うのならそれはそれでよいことだと思う。

 

さて、とかい子はあんまり前もって旅行の計画をたてるというのは

そんなに得意ではない。

けっこう、旅行のテーマを思いつくまでに時間がかかる。

ふっと、思いつくと結構はやいのだが、

なかなか。うみがみたいとか、さけがのみたいとか、

現場がみたいとか。

ずっと前から広島県尾道市に行きたくてたまらないのだけれども、なかなか

いけていない。きっとまだ、その土地によばれていないのだろう

斜面地の空き家再生というコアな部分において、

ここほど楽しそうにやれている所をほかにしらない。

広島県全体がまちづくりについては、かなり面白い取り組みがしてあると思う。

7月とかに連休とっていきたいな。

 tripnote.jp

 

さて、今回、この尾道を含め、アイディアを思いつくまでに

時間がかかった故、達成できなかったルートがある。

また忘れると行けないから書いておこう。まず、このトカイを脱出するのが

一番お金かかるんだよな。。。。

 

まず、ひろしまにでます。

夜行バスで尾道までいきます。

大型連休前とかは1万以上しますが、通常は6,000円から7,000円くらい。

 

それから、レンタルサイクルを目指します。

マウンテンバイクでおなじみ、ジャイアントの尾道店舗。

尾道今治の店舗はしまなみ海道のすぐそばに設置されている。

bicyclerental.jp

 

つまり、乗り捨てができる。

事前に予約しておかなければならないが、クロスバイクを借りることができる。

お値段、おおよそ一万円。

 

今治についたらおとなしく松山市内を目指す。

電車で2~3時間くらいだったかなあ。

松山市内に言ったらとりあえず、道後温泉

大街道の居酒屋でもいいかな。

きっと足腰立たないだろうけど。

 

翌朝は八幡浜をめざす。大体1時間くらいかな。

 

 

駅からだいぶと離れてはいるが、フェリー乗り場がある。

大分の別府へとつながるフェリーだ。

www.uwajimaunyu.co.jp

 

そこで別府へ抜ける。風車がたちならぶ姿は見ものである。

 

3時間ほど船に揺られると、九州に上陸。

大分の町をぬけて、我がふるさとへ。

 

いやあ、やりたかったなあ。。。

トータルでいくと

 

夜行バス 東京→尾道   8000円

自転車  尾道今治 10000円

電車   今治→松山   2380円

電車   松山→八幡浜  3140円

フェリー 八幡浜→別府  3000円

合計  26520円

 

飛行機とおんなじくらいの値段になった。

ちょこっとたかい。。。。か?

まあまあ、でもおんなじくらいか。

んーーーーー!!!やりたい!!

  

 

好きな人のそばにいるあなたが好き

おおげさなタイトルをつけてみた。

今回はタイトルに負けず劣らずの大げさなファンレターである。

決して怪しいものではないので、どうかもしみつけてもひかないでほしい。

人畜無害な生き物です。

絶対に危害は加えないので、ほんとうに、大げさなファンレターだと

思ってください。

 

さて、とかい子、ポットキャストをたまにきく。

もともと、ネットで知り合った方がされていて、

そこでポットキャストという存在を知った。

自分で配信する仕方はいまいちわかっていないのだか、

仕組みとしては音声配信サービスだ。webラジオ、といったほうが

一般的かもしれない。落語家さんや声優、俳優の卵の人なんかも最近よく

やっているように思う。

 

そのなかで、肉汁のたまった落とし穴というラジオをよく聞いていた。

マッチョ大富豪というラジオが肉汁のたまった落とし穴の先進だ。

関西の二人組が日々の出来事やお便り、コーナーを心地よいテンポでとどけてくれる。

いなか子は関西の、というか、男性の会話特有というか、

比喩表現が多い会話がとてもすきなのだ。

もはや、○○やん!とかそれで落ちがつく感じの会話が、ここちよい。

 

このマッチョ大富豪に出会うきっかけを与えてくれた人にはちょっと

不義理をはたらいてしまった。すっかり疎遠になってしまい、

謝るタイミングを逃してしまって、じんわり、苦しかったりするが。

ただ、マッチョ大富豪のとてもレアな時期を知っているとだけ。

 

とかい子、この比喩が多い会話を

自分が頑張らないといけない会話をするときの参考にしている。

落語をするときやまくらをふるとき、私は面白い会話はできるわけではないので。

だから、うまいな、そのたとえ!みたいな感じでなんとか笑いをとっていく、

そんな感じにしている。

このスタイルに行きつくまでに、先の不義理をはたらいてしまった人や、

肉汁のたまった落とし穴や後ほど紹介する夜の大放屁を、

大変に参考にさせていただいた。

ちなみに、女性でこの話しかたがうまい筆頭はいなか子である。

 

 

そんな肉汁のたまった落とし穴がが3月で終わってしまった。

パーソナリティーを務める方が

大学卒業、社会人、結婚、出産、転勤となった。

それを機にラジオを卒業された。

このwebラジオは、人生をおすそ分けしてもらっていような気になる。

ユーチューブが自分ができないことをする人たちなら、

webラジオは人生を共有させてもらえている気になる。

こういうとまた、きもちわる!と思われるかもしれないが、

ラジオという存在がもともと参加・共有を強みにしたらコンテンツだから

良いのではないかと思う。

 

テレビは「皆さん、どうですか?」と問いかけるが、

ラジオは「あなたは、どうですか?」と問いかけるという違いがあった。

それくらい、個々に語りかけるスタイルが最初からできていた。

だから、ラジオとネットはとても相性のいいコンテンツなのだ、本来は。

ネットにさまざまなメディアがとって代わられるなか、ラジオは実は

うまく共存の道を歩んでいけるのではないかと思っている。

 

・・・・・・・・・余談がすぎた。

とにかく、肉汁のたまった落とし穴は終わってしまった。

でも、80話以上あるし、コーナーもたくさんあってコンパクトだし、

よかったらぜひ調べて聞いてみてほしい。

 

そして、その流れで知ったのがよるの大放屁という、

やはり同じような関西の二人組で、これがまた、

比喩がめちゃめちゃ上手い。

ねぎしさんと、佐藤さんというお二人がしているのだが、

そして、とかい子、ねぎしさんの話し方がとても好きである。

というか、あの一本芯が通ってる人間性がよい。

なんというか、「自分の価値を下げない」生き方をしている。

もっというのであれば、「自分で出した答えを信じれる人」だとおもう。

・・・・大げさだと言われるだろうが、今回は大げさなファンレターだから。

 

人に肯定してもらう必要のない人は強いと思う。

人生でそういう人にリアルでは2人であった。

ネットなら、ねぎしさんかな。

 

数々のエピソードもおもしろいが、あの人の良さがにじみ出てる感じがいい。

ほこほこしてしまう。

 

よるの大放屁のラジオスタイルは1つの回が、30分~40分程度に

分割されてあげられている。

 

特に好きなのがこれ。

 

27-3

佐藤心配協会/佐藤の心配なとこ10

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なんでかしらないけれども、この回がいちばん好き。

じゃあ、根岸さんだけ知ってたら、ここまで、ええなあと思ったかというと、

多分、佐藤さんが横にいてるからだろうなあと思うわけだ。

その人向けの自分というのがあると思う。

いなか子と話しているときの自分と、大学の友達と話している私とでは

全然違うように、その人の横にいるその人がよきなのだ。

その、よいなあ、というのがよくでているのがこの回だと思う。

初見でいきなりこの回を聞いて面白いかと聞かれると、ちょっと厳しいかもしれない。

ある程度、パーソナルを理解した方が面白い回だと思う。

面白いというか、共感しやすいというか。

 

最近の方がコンパクトで聞きやすいので、第4シーズンの頭から聞いて

徐々にさかのぼっていくほうがよいかも。

 あ、別に、BL的な目で見ているわけではないので、誤解しないでほしい。

 

よるの大放屁はシーズン制で、10セットワンシーズンだ。

今回、大放屁の第4シーズンが終わる。

次は第5シーズン。楽しみである。

 

(あ、URLとかは許可とってないのではっておりません。)

 

お二人とも、どうぞお体気をつけて

あまり無茶をなさらずに、これからも少し人生をおすそ分けしていただけたら

うれしいです。

 

どうか、おこらないで、ひかないで。

第5シーズンを応援したいけど、お便りのネタがなかったのです。。。

そもそも、見つからないかもしれんけど。 

 いや、ちょっと見つかって欲しい気もするけど。

 

 

#ものぐさ録音会

 

 

肩書で語らnaighatというイベントでめちゃくちゃしゃべってきた

 

4月は時間がある。

そのため、うろうろが充実する。落語も覚えられる。

連休に備えて、あんまり散在しないように、そろそろと遊ぶ。

交通費とかね、日々の食費をちょこちょこ削りつつね。

 

そんな、ある日のうろうろ。

「肩書で語らnighat」というイベントに参加してきた。

肩書禁止の試験的なワークショップ(以下WS)のイベント。

名刺は個人を伝えるのか?という疑問から、個人を伝えるための

「面刺」をつくろうというもの。

あ、写真撮り忘れちゃった。引用させていただこう。

 

新しい自己表現!「面刺」ワークショップはじめました。https://note.mu/mi_hara/n/n52ef4eaff7bc

 

まだまだ、このWSのターゲットを考え中だということではあるものの、

言葉以外で自分を表現するということは最近のWSの流行りなんかなーと思った。

ちょっと前にも、レゴブロックを使ったWSもあった。

言葉だと、個人でもつイメージは異なってくる。青、と聞いても、

どんな青をイメージするかは異なる。

イメージを形にすることで、言葉以外での共有を可能にすることができる、

という目的だったはず。

言葉ではない共有は、相手と自分は違うんだということを視覚的に理解するため、

意見の対立ではなく、議論を進める上での有効な手法の一つだという。

 

13名程の方々が集まる隠れバー。

この手のイベントは、大体同じような人が集まる。

年齢や、性別やバックグラウンドは違っても、もつ雰囲気は同じだ。

つまりは、「この手のWSにひるまない人」が来る。

新しもの好き、交流好き、フットワーク軽い、的な。

 

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びっみょーな写真しかなかった

魅力的な23歳女性に出会ったので、この話は次回に持ちこそう。

 

特性で自己紹介をしてください、と始まる回。肩書を使わずに、自身の事を話して

ください。

んー・・・・そだなあ・・・

 

皆様、旅行が好きです、おいしい食べ物の情報を探している、いろんなことに

興味がある、などなど

 

んーーーーー・・・・どしようかなあ。

 

「私はおしゃべりが好きです。もっと言えば、人前で話すことが好きです。

人前でしゃべることができる機会はどんな形でもテンションが上がります。

それが高じて、落語を趣味にしています」

 

こんな機会だし、全力本音で行かせていただきましょう。

一番好きなテンポと、テンションで話そう。

 

「ただいまもやもやしております。でも、年齢的にもやもやばかりも

していられないので、なんか一緒にできる人を探してきました。

現在、第二思春期を迎えております。どうぞよろしくお願いします。」

 

落語の枕と同じ様な感じで、でも、聞きにくくならないように。

どこかに、ちょっとだけキャッチ―な単語を。後は、わかりにくくなく、

わざとらしくない程度に倒置を混ぜる。

会話しながら、こんなこと、考えてたりします、はい。

 

そして、人と話すことで、自分の考え方を整理しがちだから、

質の高い人たちに話す、というのが一番考えが整理できる。

まあ、しゃべれることがある時限定ではあるんだけれども。

 

さて、肩書とはなんぞや、と考える。

そもそも、肩書で語らない、という場に魅力を感じるとは何ぞや。

前提条件として、皆さん、自分の肩書に納得していらっしゃるんでしょう、と思う。

学歴も会社でも、自分が持っている肩書がそもそもそんなに苦ではないんでしょう、と、参加者の顔を見ながら酒を飲みほしてたりする。

 

私、めっちゃ自分が持ってる肩書、苦しい。

大学院卒、職業の肩書も、性別も、自分が持つにはふさわしくないと思っているから。

肩書が苦しいのではなく、その肩書が形成している社会的イメージが苦しい。

だって、私、別に、そうなりたくてその肩書を持っているわけではない。

そこを通過したら、ついてきた。

 

肩書は、便利なコミュニケーションツールに過ぎない。

前提条件を相手に付与するものだ。

その条件に答える人、もしくはふさわしい人を人は「優秀」と呼ぶ。

 

個人で仕事ができる人は、こういう時、いいなあ、と思う。

人で仕事ができるということ、組織人である必要がないこと、

そうなりたいなあって名刺の要らない働き方、したいなあって。

努力したいなあ・・・・・

 

私の時はあの人を追い抜く~天沢聖司から冴羽りょうまで~

この年になると、一人何々をしてきた、というのが話題に上らない。

むしろ、誰かと行ってきた、というほうがレアイベントだ。

独りカラオケ、一人焼肉、一人映画、一人レストランフルコース、

一人居酒屋。誰かと共有云々ではなく、単純に、皆忙しいからね。

友達、知り合いをガンガン増やすか、不労所得者を友人にでも

しない限り、人生は基本孤独だ。

孤独は体に悪いから、孤高の歩みだと言い聞かせねば。

一人で歩く時こそ、高いヒールを履いて、出かけていくような、そんな

自意識過剰さがよいと思う。・・・そろそろヒールのかかとをダメにしそうな

とかい子です。

 

さて、新宿で映画をみてきた。

「劇場版シティハンター 新宿プライベートアイ」

https://cityhunter-movie.com/

 

先に行っておくが、別に年はごまかしていない。

我が家は、漫画なんて買い与えられていなかったし、

頻繁に本や雑誌を買うような家庭でもなかったから、もっぱら

土日や地元の公民館に行っていた。そこに漫画がいくつかあったからだ。

小学校3年生のころ、とびとびでシティハンターが寄贈された。

1巻、3巻飛んで11巻とかだった気がする。1巻はわりと、女の人の

裸がいっぱいだし、ガンガンひとしぬし、当時はまだエッチなギャグが

ようわからんかったしだった。

ただ、絵のタッチが独特で読み入っていた。漫画といえば、

きらきらおめめで、大きくて、ありえない感じの顔だちの少女漫画が

ほとんどで、アニメもそんなのしかなかった。

そんな中でちょっと写実的な顔立ちのキャラクターが物珍しかったのか

何度も読んでいた。

 

ある程度、ませてきたころ、全巻を寄贈してくれた方がいたらしく。

夢中で読んだのを覚えている。

 

個人的におすすめストーリーは(コミック何巻かは後で書きます)

・・・・毎度調べてからかけと思うが、データ版しかもってきていないので

探すのがめんどい。

 

1 絵里子登場回

香の幼馴染のファッションデザイナー絵里子のボディーガードを

りょうが引き受ける回。モデルの代役を香が務め、りょうが少し

香を女性として意識しだす回である。

りょうのファッションを終始嫌がっていた絵里子だが、実は、スイーパー

として何一つ無駄のない恰好をしていたことを知る回。

ラストのプラスチック爆弾を打ち抜くところの描かれた方がかっこいい。

 

2 病気の女の子を助ける回

病気のため、家から出られない女の子の趣味は、まちのあちこちを

双眼鏡で見ること。ある日、りょうと香の暮らすアパートをのぞき見、

そのめちゃくちゃな生活を見るのが楽しみに。

香の前ではふざけてばかりだが、以外にも不在の際にはストイックに

鍛錬にいそしむ様子が描かれている珍しい回。

当然、毎日見張られていることに気づいたりょうは、女の子のアパートへ。

そのとき、ベランダに降り立つシーンのシルエットの描かれ方がつぼ。

 

3 海原との再会

シティーハンターは人気絶頂にも関わらず、打ち切りをされた

作品でもある。そのため、最終回に向けて展開をはやめていく30巻

辺りからは怒涛の展開が続く。

唯一、りょうが涙を見せるシーンがこの回。

北上司の絵の特徴でもあるキャラクターの目が、とてもきれいに

描かれている。片面いっぱいにりょうが描かれていて、

その目がインクと紙にも関わらず、キラキラして見えた。

ちなみに、この回の一つ前の話で香ちゃんのアップ画もあるが、

その瞳の描かれ方もとてもきれい。

 

まだまだ、あるけど、3つ上げろと言われたらこれかな。

後は、銃の調整をしてくれる人との話とか、冴子と槙原の回想シーンとか

海坊主との再会の回とか、あのあたりも好きだけれども。

 

そんなわけで、思い入れは余りある、シティハンターの映画を見てきた。

(やっと本題)

うー・・・・・・・ん・・・・・

いや、Angel Nightを聞けたのもよかったし、アクションシーンも

よかったけど。

(Angel Nightの最初に好きになったのは声~からの下りがすき)

 

 

ストーリーとしては、ヒロインが冴子にそそのかされて、今はない

掲示板にXYZを書き込み、りょうが登場。

いつも通り、アパートに来て、

いつも通り、ヒロインが重大な組織のカギを握っていて

分けもわからず狙われて、

りょうがその謎を解いて、

で、その過程でイケメンが香に恋して、香がりょうをあてつけようとして

りょう全然気にしなくて、

で、実はそのイケメンが悪役で、みたいな

 

まあ、皆がすきなシティハンターの要素を全部詰め込むと

こうなるよね、みたいな話でした。

映画だし、もうちょっと悪役に感情移入できるだけの背景が欲しかったなあ。

なんで、急に香に悪役が執着しだしかもわからなかった。

映画は、悪役に感情移入できるかどうかだと思っている。

 

まあ、音響を聞きに行ったかな、あれは。

ストーリーは過去作品の方が悪いが断然面白い。

だけど、音は映画館に勝るものはない。そういう意味では

正しく、映画館を利用した気がする。

 

ジブリ天沢聖司君の年齢を超え、

工藤新一の年齢も超えた今。

まだまだ、りょうの年齢は超えてないからなーと

よくわからない安堵をする。

 

りょうも超えたら紅の豚マルコ・ポーロにはまるしかないからな。

りょうが年齢不詳でよかった。

 

cityhunter-movie.com

 

 

お題「最近見た映画」

春野菜がおいしい

さいきん、肩たたき的に配属が移動になりました。

ゆっくり考えて欲しいとか言われますが正直何を?と思いつつ。

まあ、ただべらべらしゃべるやつがコミ力があるわけではないよ、と

おもいながら。まあ、損失出ても知らんよ、とネガティブになりつつ、

でも、一回は、営業してみたいなと思っていたのも事実なので、これも経験と

楽しみながらお金貯めて会社やめようと思います。

春のあめはまだまだ冷たいなと感じるとかい子です。

 

ソメイヨシノが終わり、関白などの八重桜がこれから満開を迎えております。

個人的には、こっちのほうが好きです。日本古来の春の色。

もともと、桜はピンクじゃなくて、緑とか、しろとかいろいろあって、

五色桜、なんていう言葉もあったんだよ。

同一化したクローンのソメイヨシノは、戦後何もなくなってしまった街の風景を

作り直すためのものだったとかなんだったとか、そんな論文を読んだ気がする。

まあ、花より団子、期間が短いほうが現代の忙しい社会にあっているのかもしれない。

 

春は玉ねぎをはじめとして本当に、野菜がうまい。

とかい子、べつに美味しいものは作れないが、料理は嫌いではない。

野菜を切っている時間は大変に心地よいし、春キャベツをばりばり向いてる時の、

ああ、冬が終わったんだな、という安堵感もよい。

アスパラも、スナップえんどうもおいしい。

つくしや、フキノトウは実家にいるときはさほどおいしいとは思わなかったが、

舌が甘いものを受けつくけなくなってきたこの頃は、

苦みがおいしくなってくる。

 

特に、菜の花のお団子とか、おいしい。

新宿御苑の近くのお団子屋さんでおいてあるのでぜひ食べてみてもらいたい。

これはもうおかず。

tabelog.com

 

もちもちとしたお団子には、山椒の効いた少ししょっぱめのみたらしのタレ。

菜の花は、おひたしと同じようにカツオのだしが効いて、苦みもあくもなく。

ちょっと感動する味。

元カレとも食べたな。一個の櫛をわけわけしながら、朝ごはんに食べたな。

 

・・・・・・・・春は、上を見上げる機会がいつもより多い。

 

いやいや、団子の話ではなくて、春野菜。

 

業務が落ち着いてきたので、お昼ご飯をもってきている。

といっても、お弁当はどうせ続かない。なので、スープジャーに

具だくさんのスープを入れて持っていっている。

これだけで、あとは、おにぎり一つとか、パンとか買えば、結構おなか一杯。

腹持ちがいいので、間食も減る。よい。

 

スープは一週間分どさっと作りおく。あんまり、味に飽きるとかがないので、

基本的に平気だが、それでも少し薄味にしておいて、ちょっとずつ味を変える。

(胡椒足したり、柚子胡椒入れたり、チーズ足したり、葛切入れたり)

 

今週は重ね煮風スープ。

材料は、キャベツ、玉ねぎ、ブナシメジ、少し早いトマト、水菜、ベーコン。

調味料は塩のみ。

 

全部ざく切りにする。

トマトを一番下にし、あとは、切った野菜を鍋に入れて層にしていく。

弱火にかける。放置!!!

20分もするとこんな感じ。

       

 

ちょっと焦げそうだったら、少し水を足す。

野菜だけで、これだけ水分が出てくるし、

玉ねぎの甘みとトマトの酸味で本当に何もいらない。

塩をちょっとふって、上下を入れ替える。終わり。

 

はてさて、この野菜から出てくる水は、雨水であり、大地の水であるわけで。

そうなると当然、産地や作られ方は気になるものであり、

地球環境に思いをはせることになる。

こうして野菜や魚の変化を見ながら料理をすることが、

地球を思うことの最初の一歩ではないかなあと思わけで。

 

しなばもろとも、毒を食うならば皿まで。

どんどんいこう。

 

憧れの人に会えた

年度末があけると

ようやく人間の生活を取り戻せる。

さて、人にならねばね。人に。

 

日曜日、以前過去記事であげた

TEDに出ていた人に会うことができた。しかも、

一緒にご飯食べて、フェイスブックもこうかんした。

仲間に入れてもらってしまった。

まだ実感がないくらいにうれしくて、うれしくて。

そして、同時に、また、私は何も語る言葉がないと、

なにもないと。

ああ、せっかく憧れの人に会うくらいのところまでこれて、

同じ土俵にはたてたのに、私はなんにも言いたいとや聞きたいことがない。

 

tsumehaya.hateblo.jp

 

地域の看取り、地域の終活を考えていく必要がある。どのように、地域を

閉じていくのか、20~30年以内には200近くの集落が消えると

言われている中で、どのように地域を閉じていくのか。

それを考える会だった。

東京にいながら故郷を生きることもできる。

完全な外者になってしまった私にできることはないか。

できることはちゃんと増えているのか。

戦っていかねばならない。

 

講演で聞いたこと、感じたことを忘れないうちに書きなぐっておきたい。

・議論しなければいけないのになんとなくタブー視されて議論されて

いないことがまだまだ地域にはたくさんある。

・ふるさとを相対化して考える。

・私たちは移動しながら暮らしている。

・住むということがどういうことか、暮らしを拡大して考える。

・集落を閉じることが決められたときに50~60年先にしか

切り倒すことができない杉の木を植えた住民の思いとは何か。

・住みつぐ 村つむぎ

・私たちは、感じたことをかんじたままにいう権利を持っている。

 

またちゃんとまとめます。とりあえず、忘備録

 

 

苦爪楽髪(酒とたばこと退廃的な夜)

 

人に会ってきた。

初めて会う人で、待ち合わせ場にえらく細身のホストっぽい人がきた。

というか、話聞いたらホストっぽいことをしている人だった。

あーまずいなーと思った。

 

上手に話を聞いてくれる人で、テンポ重視の言葉のキャッチボールができる。

飾らないやり取りができる。

これはまずいな。

 

まずいなー。

煙草を吸うしぐさが良く似合った。

年上だということもあったが、幸福とか不幸とかに

余り心を動かさないような雰囲気を持っていた。

目の前の現象としてとらえて、感情と切り離して考えることができる人だ。

 

人の気持ちに引きずられない。

一枚膜を隔てたように、内側と外側に明確な線引きをしている。

決めることを迷わない人だ。拾うも捨てるも必要であれば、迷いながらでも

実行できる人だ。

まずいな。まずいやつだな。

あーーーーやめといたほうがいいな。

 

強めの酒をさらりと飲んだ。

呑めればいいという感じで飲み干していた。

煙草がくゆる。煙が流れないように、うつむき加減に煙草を吐く。

ああ、おもったより、子供っぽいしぐさをしたな。

だめだなあ・・・・・

 

私の焦りを酒でごまかす。諸刃の剣だと思っていたが、早くこの場から

逃れねば。

ビールを2杯。日本酒を2合。ハイボールを1杯。

ウィスキーをロックで。果実酒とウィスキーを混ぜて一気に飲み干す。

 

ああ、体が近い。

まずい。

電車に乗り込む。満員電車でふらつくと、引き寄せられた。

だめだ、この路線では家に帰れない。

帰らなきゃ。

梅酒のロック、溶けかけのチョコレート

見知らぬ壁と天井と覚えのない体温。

まずい・・・・・なあ・・・・・

もぎ取らる意思。とんだ記憶。

 

後悔が押し寄せているのに、こんな時でさえ、

私は最低限の確認をする。

記憶がないから、あれは私ではないからなと切り捨ててしまって。

経験した記憶のないことをいわれてもわからないから。

さいころ、あなたはあそこにいったのよーといわれても、

でも覚えてないからなあ。。。となるのと同じ。

炭酸の抜けた安いビール。のみ残しの水。

 

自分の価値がまた下がってしまった気がするのに

そうやって消費されたことが悲しいはずなのに、

気づいていないふりをする。

この人と二度目にあうことはないのだろうな。

そう思うと悲しい。普通にしていればよい飲み友達になれただろう。

趣味の話もできただろう。

遊びにも行けただろう。

お店の手伝いなんかもできたかもしれない。

おみやげのラスク。冷えた麦茶のペットボトル。

 

退廃的な雰囲気の持ち主の前でしか安心できない。

不完全な自分を肯定してくれる存在に甘えている。

成長をやめるな。足を止めるな。

 

自分の不健全さを相手と同調することでごまかした夜。

 

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ごちゃついたげんじつ