ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

「立派な社会人」卒業します

今週のお題「卒業」

 

「立派な社会人」を卒業しました。

、、、いや、、、中退か、、、、

どうも、イナカ子です。

 

一日8時間という名の12時間労働をして、土曜は出勤で、空いた時間で趣味を楽しむ。「立派な社会人」をやめた。

そして名ばかりフリーランサーに転身、貧乏生活をしている。

今回は田舎で肩書きを失うことでわたしの身に起こったあれこれを書いていこうと思う。

 

田舎で肩書きを失うというのは、まあまあ危険なことだ。

昼近くになって外出しようものならご近所さんに「あら仕事は?」と毎回聞かれ

親戚からは「〇〇さんは学歴もないのに大企業の部長まで行けたんだからイナカ子も逆転狙える」との謎の慰め(?)激励(?)の言葉

高学歴ニートが吊し上げられる番組がテレビで流れるとすぐさまリビングに呼ばれる。

 

わたしはすっかり「人生に失敗しちゃった人」という設定になっている。

 

地銀で地道に毎日働いている友人たちと、2年ちょっとで会社を辞め、海外に出かけて貧乏なわたし。

 

・・・まあ、そらそうなるわな。

 

確かに無職とフリーランスの線引きは微妙なところがある。

フリーランスになってからそんなに稼ぎがあるかと言われれば、、、ない。

それでもわたしはこの貧乏で豊かな生活を愛してる。

 

いつしか時給にこだわることは、寿命の値付けと感じるようになった。

だから寿命が800円から5000円に値上げされたところで喜ぶことができない。

技術を売っているんだという実感が欲しい。

 

そんなこんなで先日、トルコに3週間滞在した。

今流行りのノマドワークってやつ?あれを試してみたくて。

結論、トルコはカフェにWi-Fiが通っていることが多く、物価も日本より安いので結構快適に仕事ができた。

これについては次回、詳しく書いていこうと思う。

https://www.instagram.com/p/B9lFswqFouR/

#オレンジペコ #外国のカフェ

 

海外の友人と話しているとよく驚かれるのが、会社を辞めるということが、日本ではとてもマイナスに語られることだ。

少なくともわたしの友人たちの国では、環境を変えることはいいこととされる。いいチャレンジ、ステップアップと捉えられる。

日本の場合、転職が必ずしもステップアップにならず、例えば広告代理店から制作会社には行けるけど、逆はちょっと難しいなんていう噂もある。

 

転職ですらこんなイメージなのに、もう会社勤めする気はありませんなんて言おうものなら大変なことになってしまう。

50才から上くらいの人たちにとっては、仕事を複数持つことも、フリーランスとプー太郎の違いも、「定職につかない」という言葉の後ろにある多様性も、想像が難しい。

そして田舎人は、本当にすぐに踏み込んでくる。

親戚はもちろん、近所のおばさんも、ママ友たちも、カフェのオーナーも。

 

他人の人生を勝手にジャッジしないこと。

これは基本的なマナーだと思うのだけど、田舎人にはあんまり期待しないほうがいい。

クラブのど真ん中で読書するのが難しいように、やっぱり雑音は入ってきてしまう。いくら自分が強くあろうとしても、ある程度しんどい思いをすることになるだろう。

 

これは、もしかしたらわたしが地元の人間、つまり「こっち側の人間」だからなのかもしれない。

東京から移住してきた人がフリーランサーだったら、「なんかかっこいい」になるのではないかと想像している。

 

校則でピアスが禁止だったにも関わらず、留学生のピアスは無条件OKだった高校時代のあれと同じだ。

それが、地元人と非地元人の間でも起こる。

それが田舎だ。

 

サバイバル!

三つの股穴から同時に血

こんにちは、イナカ子です。

 

先日、股から血が出ました。

原因は2cm近くにもなる子宮頸管ポリープでした。それは見つかったその日のうちにカット。

あついでに言うと膀胱炎にもなってまして、その時期はピンクの尿。

きわめつけは切れ痔ですね。もともとおしり弱めなんですけど。

便器に滴る鮮血。滴っちゃダメでしょ、そこまでいっちゃ。

 

tsumehaya.hateblo.jp

 

 

というわけで、3つの穴から血を出す惨事でした。

前と後ろはもう止まり、ポリープだけ検査結果待ち。

 

子宮頸管ポリープは不正出血があったので受診したことで見つかりました。

長いこと干物女子していたので、今回晴れて約2年ぶりに、イナカ膣に訪問者がやって来たわけです(祝)

そしたら毎回毎回出血したのですよ。

まあ久しぶりだし?わたしのおちつ、ちょいとびっくりしちゃったか?

なんて呑気に考えてたけど、あまりにも毎回のことなんでだんだん変だなと思いはじめて病院行ったらポリープあった。

まあ指にできるイボみたいなもので大抵は良性らしいけど、たまに悪性のものもあるので、取り除いたポリープは検査に出すとのこと。

これが大体10日ほどかかる。

経産婦に多い症状らしいけど、干物のイナカ子にもできました。

ポリープができちゃう原因はよく分かっていないらしい。

出血はしていたけれど、痛みは全くありませんでした。

 

病院では性交渉の有無と生理周期を聞かれ、婦人科診察台に乗って診察を受けます。

そこで見つかる子宮頸管ポリープ。

おもむろに切除し始める先生。麻酔なんかしていない。

え、まじで?待って待って待って待って

それめっちゃ痛いやつやん。それ・・・・・・

 

 

全然痛くない。

 

 

生理前みたいな重い感じは残ったけれど、大したことない。

膣ってやっぱり痛みに鈍いのか?

切除後は止血のためのガーゼが詰められて、4時間後に外してねと言われました。

もし1週間経っても出血が止まらなかったらまた来てねと。

わたしは3日くらいで止まりました。それまではなんだかんだ、ちょっと出血。

 

子宮頸管ポリープは無自覚な場合が多いらしい。

今回のわたしのような不正出血や、子宮ガン検診の際に見つかることもあるらしい。

今回の子宮頸管ポリープは約2cm。ビッグサイズ。ちゃんと検診を受けていたら、ここまでになる前に発見できたはず。

 

女子のみんな、ちゃんと年に一度は婦人科の検診受けようね!

 

イナカ子、会社を辞める。

会社を辞めた。去年の6月。

ご無沙汰しております。ブログ不投稿気味、イナカ子です(爆)

今回は会社を辞めるまでの個人的葛藤をほんの少し書き記そうかと思います。

 

当初はイナカ子も青かったので、情熱さえあればなんとかなると思っていた(笑)

だが組織というものは小さくても重かった・・・ものすごく。

そんな四苦八苦の青二才のお話。

  

イナカ子は田舎の中小企業に勤めていた。

小さい会社なんだからいいアイデア出せば通りそう!大きい会社と違って。

なんて考えていた。

だが現実は、地元以外に住んだことがなく、狭い視野のままプライドだけ育ててしまったおじさんの多いこと。

デザイン職だったので、一般のおじさんより頭は新しいだろうなんて思っていたが全然そんなことはない。

 

何が辛いって、勤めていた数年間、デザインについて苦しめた時間がどれだけあったかということ。

石頭のおじさんたちを相手にどうやって話を持っていけば通りやすいか、どのように振る舞えば話を聞いてもらえるか、そんなことばかりに疲れて。

正しいか間違っているか、良いか悪いか、ではなく「誰が発言したか」ばかり重要視されて、肝心のデザインについて議論されている場面にはほとんど出会わなかった。

 

年を重ねるとなかなか自分を変えるのが難しくなってくる、というのは往々にして耳にした言葉だが、そんなの言い訳だ。

 

そんな人は昔から、賢い器なぞ持っていなかったでしょう。

若い頃は器が空っぽなので、目上の人からうるさく言われたことをそのまま詰め込んでおけばよかった。これを、若い頃の己の柔軟性と思い込んでいる。

これがそのまま年を取り、誰からも教えてもらえない立場になったら、残ったのは怠惰な性格だけ。

変えるのが難しくなった訳ではなく、もともと学ぶことを怠けていたのだ。

 

対して勤勉な人は自分の思考を疑う。だからすぐに他の思考を知りに出かける。

時代はめまぐるしく変わるから、一時正解だったとしても次は違うかもしれない。一時の勉強で知った気にならないで、何度でも出かける。

 

学生時代は勤勉なかっこいいおじさんに囲まれていた。


だけど私が勤めた田舎の会社は、怠惰なおじさんばかり(しかも権力握ってんだよな〜〜〜〜)。

このギャップもいけなかった。

「おじさんってだいたいこういう生き物じゃん」って、諦められなかった。

 

そういう訳で、次の職も決まっていないのにとりあえず辞めた。

 

 

 

 

まあ〜〜〜〜〜〜・・・・向いてないよねわたし会社勤めとか。爆

アクリルガッシュ椿

昔を思い出し、荒ぶる心を落ち着かせる。

 

今週のお題「卒業」

おかえりの言葉のために旅に出る

もっとも遅い初雪が日本を包んでいますね。

乾いた冬の寒さは風が吹かなければそんなにしんどくなくて、

湿った空気が冷えるのは内側に染み入ってきて、ひどく悲しくなります。

(訳:加湿器つけて窓開けんな、さみい!!)

 

さて、すべりこむように、男はつらいよを見てきました。

 

いい加減で、愉快なおじさん。肝心な所、明らかに関係が変わってしまうことを

恐れて、一番楽しい暗黙の了解を共有してばかりのとらさん。

ひょっとしたら、自分なんかと一緒になったら幸せになれないと、

どこかで思っていたからなのかもしれませんな。

 

時は流れ流れて、みつおが作家としてデビューしているところから始まります。

スマホを持つ高校生、見知った東京の街並み、自動改札のホームがスクリーンに

映し出されても、何故だかやはり懐かしい。

 そもそも、みつおの娘がいい子すぎるんですよ。

おらんやろ、いまどきってくらい。

みつおはとらさんの映画と同じスピードで年を取ってきたせいか、

なんの違和感もありませんでした。

 

初恋のいずみちゃん、複数回マドンナとして登場したリリイは神保町のカフェで

ママをしていました。

ときが人を変えていきますが、思い出話は、それが、けっして変わることのない、

今はすでに失われてしまったものであれば、

もとに帰ることができるんだと、そういう話だった気がします。

変わらないものを共有している時だけ、人は過去に帰ることができるのかも

しれませんね。

 

さくらさんも、ひろしさんも、みんな何の違和感もなかった。

あの物語のまま、あの世界のまま、時がながれていました。

 

とらさん本人は過去映像でしかでてきませんが、

「いま、この場所におじさんがいてくれたら、なんていうんだろ」

という繰り返しでてくるそのセリフが、いないはずのとらさんを

何度もスクリーンに登場させてくれていたように思います。

 

チケットてうりの、席も決まっていない小さめの平たい空間の映画館

小さな規模感で見るべき映画でした。

 

 

お題「最近見た映画」

おくりものが楽しい

休日出勤が必須なのですが、どうしても上司と二人きりになりたくなくて

昼間寝て夜に行こうとしているとかい子です。

 

さて、私にはいくにんかのネットのお友達がいるんですが、

その中でも最も古い友人、「先輩」と誕生日プレゼントを贈り合ってきています。

これまでは

 

ちょっといいエプロン

処方箋的な本(処方箋式のアンケートに応えるとそれに応じた本を持ってきてもらえる)

月の土地セット(三千円くらいで買える)

 

で、先輩は

高いタオル(今治タオルのバスタオルセット)

高い扇子(京都の専門店で買って来ていただいた)

高いお酒(たぶん二つで一万円くらい)

 

をくれた。面白みと金額で殴り合ってきているわけです。

人への贈り物を考えるのが一番楽しいですね。

自分では買えないようなものを買って、それをちゃんと喜んでくれたら

とてもうれしい。

で、今年。

今年は、ほろよい文庫、というものを送ることにした。

そのお酒がその味になるのには理由がある。それは、土地の風土や文化や食事等に

理由があるわけで。それらも含めて知ってもらうために、お酒と小説がセットに

なっているもの。

 

horoyoi-bunko.jp

 

読み切りの短編小説で、恋愛小説らしい。

男性視点と女性視点でそれぞれで書かれている。

いつの間にか日本酒が好きになっている先輩に送ってみたが、

悲しいかな、とてもお酒が弱いので、きっとこれも飲みきるのに2カ月以上に

かかることでしょう。

頑張って飲んでくださいな。

     

 

メッセージカードがおくれたので、安定のブルーハーツ

青春パンクの人生賛歌はてらいが無くてとてもいいと思う。

思わず身体の関係から何度かデートを繰り返し。

でも、これは恋心ではない、と確信してしまった先輩、

それを理解したうえで私はあなたが好きですと、伝えることを決めた彼女

悩んでも結論はきっとでない。とりあえず、走ってみましょうか、と

お付き合いを初めたという先輩に、ぴったりだと思った一文。

 

「運命の人じゃないかもしれないけど『じゃあ、ここで』」

 

なんで、おれはとかい子好きにならなかったのかなあ、とポツリとこぼされる。

そらもう、先輩がまじめでネットをきっかけにしたお付き合いと

リアルは分けるべきだと思っているからですよ、と伝えておいた。

現実世界で出会える、ということはネットの出会いよりももっと複合的な

要素が必要だ。出会えた、という時点から趣味趣向とか、

大切にしたいものとか、人付き合いで大切にしたいことととか、

そろっている場合が多い。そういった背景を含めて、人は人に関心を持つように

なるわけで、それは、ある種自分の変化が分かるものでもあるわけだ。

 

ネットの出会いは、タイミング以上のものは何もない。

後は、自分自身が楽かどうかの判断軸しかないわけだ。

だからたぶん、ネットでの出会いは希薄になりがちだ。

そんな先輩と私が長く続いているのは、互いの現実から一番遠いところにいる

存在だからこそ、だと思う。

 

ほんの少し、だけ。

もう、先輩と二人で遊びにはいけないな、と思ったことが

寂しい、と素直に思ってしまったことは事実だが。

付き合いたかったかと聞かれると、たぶんノーだから。

 

傷つくかもしれない恋愛は、できなくなっているなあ、と思う。

同時に、傷つけることを躊躇してしまう相手とももう付き合えない。

めんどくさいんだな、これが。

 

 

友人に向けて(仮)

 27はロックの鬼門だと言うのはあなたが二人めです。

 今、あなたの嫌いな夏の名残がある太陽のしたで文字を書いています。

 

わたしとあなたの関係性はなんなのでしょうね。

友達とよぶのは少し照れくさい気もします。

飲み仲間、飲み友達と言っていますが、

それにしては私のお酒への愛が足りないし、腐れ縁と呼べるほど

月日は流れていません。

関係性を名づけられそうにないので、互いの話し相手とでもよんでおきますか。

これは、私から私の話し相手におくる最初の■■です。
はじまりは、やはり、こうでしょう。

 

あなたとの思い出に、ろくなものはありません。

 

こちらのセリフだと思っているかもしれませんが、きっとあなたなら、

この滑り出しを気に入ってくれると思います。

私があなたを知ったとき、あなたはすでに様々なことを手放したあとで、

手のなかに残ったものを握りしめもせず

ただ日のあたるところにおいてなおかつ自分の影さえも落ちないよう、

そっと薄闇にいるような感じでした。

  

 私たちの間にあるのは思いつきとアルコール。

そのせいで共通の記憶は少なく、一緒にいてもどちらかしか

覚えていないというパターンがほとんどで、本当に瞬間の関係性。

まあでも、互いの関係性を書くのは違うと思うので、

ただただ、あなたのことを書こうと思います。

 

あなたとの思い出らしきものをならべてみますが、どれも抽象的です。 

ポケットの小瓶の中身が震える音、

思いの外きちんと手入れされたスーツ、その血に流し込むオレンジと青、

読みかけの小説、攻撃的な悲しみ、シーシャの甘い香り、

暗闇で息するたばこのともしび、時にわがままと呼ぶギターの音、

いつも少しずつずれているチューニング、大切にしている名前

 

あなたは不本意だったかもしれませんが、

夜中に送られてくる純度の高い日本語や、

誰とも分かち合えない感情の片りんは、

大変に共鳴度が高く、でも、わかるよとは決して言ってはいけない

思ったので、そっか、とかしか返せなくて。

あ、今、その割にはいつもごちゃごちゃ言うよな、居丈高に、

と思われた気がします。それはごめん。

最近は送られなくなってきたので、心が安定しているのでしょうか。

それならそれでよいです。 

 

思うがままにいきることを、声高に自己を主張することを、

主張できる程度には矜持をもつこと。

あなたが話してくれる思い出話や、人生論は私にとっては実に

耳に痛いものばかりで、いつも圧倒されそうになります。

 

そして、その話を聞くたびに、

あなたはいつも誰かに変わらないでいてくれてよかったと

言われているのかなと思ったりしています。

もしそうだとしたら、どんな言葉を飲み込んだのでしょうか。

 

難しいですね、あなたについて書こうとしているのに主語は私に

なりがちです。まあ、仕方ないか。

 

一言伝えたい感謝があります。

 

 あなたは私に、「ほんと、あんたは自分のことはなさないよな」と

言います。ちょっとしたくだらないトラウマがありまして。

私は一度、自分の内面的な話をつらつらとしていたとき、

「大袈裟なんだね」と、相手に言われたことがあります。

本人は、一生懸命に自分が感じたことを話していただけのつもりでした。

そして、その言葉は私が当時とても好きだった人から言われたりするわけで。


それ以来、自分のことをあまり人に言わなくなりました。

わかってもらえないことよりも、

あきれられるよりも誇張だと言われることが怖かったからです。
でも、何気ない会話のなか、あなたは言ってくれました。

 

「人生は大袈裟なものだろう。」

 

まじで救われました。大げさじゃなくても救世主。

心がほぐれるとは、こういう感覚をいうのかと確かに何かが

溶けて消えて、いっそ衝撃的でした。本当にありがとう。

どんな思いであなたはその言葉を私にほおってくれたんでしょうか。

覚えていないとは思いますが、そのうち聞かせてください。

  

あなたの欲しいものが何なのか、私には皆目分かりません。

だから当然、私ができることも分かりません。

これからも分かることはないのだと思います。

なので、せめて私は、私のために

あなたにおもしろがられるような自分でありたいと思います。

変わらない部分を持ちつづけていれば、あなたはもう少しくらいは私と

遊んでくれるでしょうか。

それが少しくらいは、何かあなたに返したことになるでしょうか。

 

あなたに堂々と語れるような過去を私は持っていません。

全力であれ、と言い聞かせる日々を取り急ぎ送り続けていれば、

それが思い出と呼べるようなものになったころまで、話し相手で

居続けれていれば、その時はめちゃめちゃ自分語りできるかもしれないと

思ったりします。  

 

不本意ながらいつの間にか聞いてる音楽も本も

あなたの影響を受けているようで、自分でみつけた!と思っていて、

気に入ったなーと思った音楽も

過去のあなたの文章のタイトルになってたりして、ちょっとだけ

悔しい気持ちになりました。

ただ、あなたが好きなものの幅が広いだけだと思いますが。

 

勝手に人の人生使って満足すんなと、ぶちぎれている様子が浮かびますが、

これは■■です。言われっぱなしなのです。

だから言い返さないでください。ただ黙って言われていればいいのです。

 

やはり私とあなたですから先のことなんてわかりません。

過去も未来もなんもなくて、今この瞬間ですら、

当たり前に連絡をできる仲のままなのかもわかりません。

これまでも、少なくとも嫌われてないなと思ってましたが。

最近は見透かされ具合がやばいのでちょっと自信がありません。

 

そもそも、私たちの関係は互いが互いの一番に遠いところにいるからこそ

成り立つ関係でもあります。

そういう意味では、とても良い出会い方をしましたね。

 

あなたは肯定なんて望んでいないでしょう。

本当は、正面切って罵倒して引きずって戻してほしいのでしょう。

他人任せで申しわけないですが、それができるだれかと

出会ってほしいと思っています。 

私の同意も共感も薄っぺらいと踏みつけられそうですからね。

でも、本当に私はあなたと過ごすことを楽しんでいたんだって

その部分はできたら信じてもらいたい。

音楽の話も小説の話しも、しょうもない企画案を考える

私の話を聞いてくれることも、いろんなお店を教えてくれることも、

そのお店との関係性を教えてくれることも、

知り合いがほとんどいなかった東京に私が多少なじんでいるとしたら

それは間違いなくあなたのおかげです。

  

これが最後の■■にならないでほしいと願っています。
2回目の■■は、あなたが誰かの隣に死ぬまでいると

決めたときに送りたいからです
3回目は今少し幸せかもしれないとしかめっ面したときにでも送ります。

 

あなたにはこれからも、最大限あなたであろうとした頃の

あなたの罵声をきき、

さらには、物言いたげな死に顔をさらしている

26のあなたを見下ろしながら、生きていっていただきたいのです。

イカレタやつにもぶっ飛んだやつにも、

どちらにもなりきれなかったとしても、あなたを全うしていただけたらなと。

 

あなたをどんな人と表現したらいいのかなと、

優しい人とも違うしなと思っていました。

でもやはり優しい以外表す言葉を私は持てそうにありません。

そこにまっすぐな、も付け加えておきたいと思います。

荒くれ物はあらくれもので、寒がりはさむがりで

それぞれがそれぞれらしくできないことに真剣にいらだって

声を荒げることに躊躇しない。

痛々しいほどのまっすぐさだなと思うわけです。

あなたが生きにくいのは、きっと、寒がりだというくせに

暑がりのふりをする嘘つきが多いからでしょうか。

いきたいところにいってください。

 

肯定しかできないのは私の弱さで、エゴで、甘さなので、

なんとか、あなたを引き留めることに躊躇しない自分になれれば

いいなと、間に合えばいいなと思っています。

あ、また自分語りだ、許してください。

 

もう他人の人生背負えないからってただ優しいだけのお前が嫌いだと

言われてしまうようになりましたが、

そうは言っても

どんな結論であれ、どんな経過であれ、

私はあなたの選択そのものを信じます。

あなたが選んだのだというその事実を信じたいと思っています。

一応、遺言まがいの言葉は受け取りますし、ちゃんと果たすつもりです。

やり方は任されているという理解ですが。

 

いやなかおをしているでしょうか。
そもそもここまで読んでくれてないかもしれません。
それでもいいのです。 

 

これまでありがとう。

それから、ハッピーバースデー

 

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和装で武装して横須賀へ

土曜日は霙混じりの雨が降り、ポケットから手を出すのに勇気が

必要な一日がでした。

日曜日はまさに、抜けるような青空、風のない穏やかな日。

電車で一時間ほどの横須賀へ出かけてきた。

 

最近、土日のお出かけで支障がない日(大きく体を動かすとか、袖が

邪魔になるような狭い所、とか)は大体着物を着ている。

襟をきちんと抜けるようになってから、着物を着るのがすごく楽になった。

楽しい。

 

この日も、メインは横須賀美術館だったので、着物でいいかあと

母から譲ってもらった藍色の絣の着物をきた。

名古屋帯をあきらめてしまった私は半幅帯がメイン。

今でこそ、どんな帯が結びやすいのか等分かるようになったが、

昔買った帯なんか、値段の割に使い勝手の悪い帯が多く。

その中の1つがこれ。

長いのに厚みがあり、帯芯のない柔らかな帯、柄はかわいいのだけれども。

厚みがあるせいで、どんな結び方をしても私だと帯の重みで下がってきてしまうし、

柔らかすぎるので形をキープすることができない。

だらりと垂らして、動きのある感じを楽しめばいいのだろうけれども、

それには技術が足りなさすぎる。

 

新品で、しかも一万も出して買った帯なのに。

というわけで、ほとんど結ぶことなく高い箪笥の肥やしになっていた帯。

 

さて、話は変わりまして。

先日、いなか子(いなか子は最近着物仲間)がこちらによってくれた。

前回に引き続きお着物。いなか子は名古屋帯がメインだ。

やはり、カジュアルに着ていても、シュッとして見えるし、

彩も多くていい。いいなあ。。。。んー

 

というわけで、久々に引っ張り出した、例の帯。

半帯で長く、やわらかくて、リバーシなのであればお太鼓風の結び方ができる。

特に二回ぎゅっと結ぶ段階があるのだが、やわらかい帯の方が結び目を小さくできる。

 

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着物は絣。大ぶりの柄なので相性も良さげだ。

やはり柔らかい帯のため、自重で下がってしまう。帯締めを入れてみたが、

帯上げを足して、枕を使ってもよかったかもしれない。

襟を詰めず、半襟を多く見せれば、なだらかな肩に見える。

毎回わかってはいるのだがその辺りがなかなかうまくできない。

こういう結び方であれば、この帯も使えることが分かった。

 

横須賀で目指したのは、横須賀美術館

海と陸上の連続性、丸窓から絵のように見える風景が特徴的な美術館だ。

まあ、肝心の丸窓の写真撮ってくるの忘れたけど。

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何より天気が良かった。

 

美術館は大きな公園の一部として位置付けられていて、

ちょっとしたハイキング見たいな感じになっている。見晴らしがよく、

小高い丘の上からみる太平洋は、その広さを分かりやすく伝えてくれるようで。

 

裏手には砲台跡なんかが残っていた。

 

予算がないのか、看板や柵の老朽化が激しく、なかなか、にぎわう場所には

なり切れない感じがあるが、適度な廃墟感は写真好きな人にはいいのかも

しれない。

 

 


おちなし、やまなし。

ただの旅行記

 

このあと、どぶ板ストリートに言ったが、想像していたようなアウトロー感はなく、

Xのヒデが通っていたであろう面影もなく、

無機質にただきれいにされた空間がのこり、まさしく廃墟だった。