ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

英単語頑張ってた立花さん

 突然だけれど、いなか子ととかい子は同じ大学院で出会った、同級生だ。

わりとなんでも飽きっぽい私が一か月以上もこのブログを(超絶不定期更新だけど)

楽しんで続けているのはいなか子がいるからである。

お互いがお互いの一番の読者だから、というか、私がいなか子の更新を

一番楽しみにしている。

あまり宣伝活動が得意でないから、お任せしっぱなしだけど

いつもみにきてくださっている皆さん、ありがとう。

(あ、なんか、なにかが節目だったんですよ。なにかが。)

 

 さて、この間いなか子が断捨離した話を書いていた。

とかい子も18の時にはじめて引っ越しをしてから、26の今にいたるまで、6回の引っ越しをしている。(福岡→長崎(一瞬神戸)→福岡→大阪→福岡→東京)

荷物はだんだん少なくなり、今では大きめのキャリーと小さめのキャリーのふたつ、

それから、みかん箱くらいの段ボール三つで引越している。

その代わりパソコンの中のデータは蓄積されまくっている。

 

で、タイトルは私が大学院にいたとき、中学の同級生と作ろうとしていた

フリーペーパーのタイトルだ。パソコンを整理してたら出てきた。

 

仮に、同級生を「橋本くん」としよう。橋本君は、月に二万は本に突っ込むほどの

読書家で、文学部に所属していた。

たしか、修士論文は寺山修二だったと思う。(エロという言葉は寺山修二が

つくりだしたって教えてくれた。)

多分、輪をかけていみ分らんやつやったとおもう。というか、

自分にどこまでも、どこまでも誠実な人やった。

(ローションは飲んでも大丈夫、ってきいたからとこたつであたためて

日本酒でわってのんだりしてたけど。めっちゃまずかったらしい)

すきな女の子に告白して振られたけど、手紙をかいていいか?とか相談にのってた。

 

そんな彼とふたりで構想をねるだけねって、原稿もあったのに頓挫してしまった。

コンテンツも意味不明で、例えば、

 

温故知新

りす すずり りさスティックマイヤー やりだま まんだら 羅漢像 魚の目 めばる ルイジアナ なごりゆき 桔梗 うるせいやつら らおう うしおととら ランボルギーニ にんんのパイ いがらっぽい 厳島神社 ヤンバルテナガコガネ ネオアームストロング砲 うり リトアニア あじ 地縛霊 インディーンジョーンズ ずぼら らんまる 留守番電話 ワポール るり りんご ごりら ラッパ パイナップル 留守番電話のあなたの声 延々と聞いてみた 田んぼ ぼうし しましまのあなたのネクタイ いつも思い出す すももの甘酸っぱい感じ じつはにがてだったけれど どうしても消せなかった タイツ つりがね ねこじゃらし 死んじゃった君の想い出とともに ニコライ2世 いがぐり頭 まだ見ぬ世界へ へミングウェイ イタリア あんじゅんこん 
 
とか、しりとりしてみたり。
 
大真面目に、ビックイシューという雑誌を販売しているホームレスの人にインタビューしてみたり。
 

袖振り合うも

The big issue を売っている井上さんのお話 

ロンドン発の、ホームレスの自立を支援するために発行された雑誌『THE BIG ISSUE』。福岡天神で『THE BIG ISSUE』を路上販売する井上さんに話を聞いてみた。

井上さんはもともと大阪にいたということ。京都、奈良と転々とし、前任者のいなくなった福岡へと。テンポの良い関西人らしい、賑やかな雰囲気で話を聞かせてくれた。

 福岡の食べ物の美味しさは、関西でも定評があるようで、こちらに誘われるにあたってアピールを受けたらしい。実際のところはどうだっただろう。

「うどんがちがいますね。こちらのは、つゆにしっかりが味がついて、めんも柔らかい。箸で切れますやん? なんや、いろいろのってますし。ごぼ天なんて、こっちにしかないですからね。」ちゃんぽん文化は、九州独自の文化かもしれない。関西のこしのある麺は、お餅に近い感覚らしい。魚は九州がダントツだと嬉しいお墨付きをもらった。

井上さんが福岡に来て7月で4ヶ月になる。天神は、商業都市ということもあり、特定の人が毎日同じ場所を通らないため、固定客が定着せずに苦戦気味。まだまだ、いろんなものを食べる時間がないとのこと。次号が出る際には、手軽にたのしめる福岡グルメの情報を集めて土産話に持っていきたい。

 
 本当は、私の駄文ではなくて橋本君の文章をお披露目したいのだけれど、そうはいかない。
 かれは、まちづくり系のNPO法人に勤めた後、いまは、コピーライターになるべく
仕事をやめて新しい世界に踏み出したばかり。
ということは、この原稿がいつか私のたらかものになるわけだ。
 
 地元にね、俺らが返れる場所をつくりたいんよ。そこで、自分の本をおいて、図書館を開くとかしたいとって。
 一緒にやろうや!といってくれた。
 
 橋本君、君の童貞をだれがもらってくれるか知らないけど、一瞬でも
私が候補にあがって、でも、速攻で、私との友情を選んでくれたこと、
私はめちゃめちゃうれしかってんよ。
いや、やっぱまた、あって話したいし、飲みたいし。そっちの方が大事やわ、と
おもってくれたんやんね?・・・・・多分(笑)
 
 就活でお世話になったからと、私に今後の進退を連絡してきてくれた、橋本君。
そういえば、いなか子ともあってるな。一度大勢で吞み会したっけ。
 
 今度会うときは、きっと素敵なフリーペーパーを書いているに違いない。
写真は私が提供するから、いなか子、紙面デザインしてくんないかな。
橋本君にキャッチと原稿は発注しよう。
 

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(いなか子の家に初めて遊びにいって誕生日パーティーした写真とか出てきた。なんというリア充