長めの袖は役に立つ~大阪・福山市編②~
1人で正しくいきていくことは難しい。
自分で自分をきちんと管理できないので、
できれば同居人が欲しい。
他人なしには自己を認識できない、生命とはかくもやっかいなものだ。
さて、GW回顧録その2
とかい子は基本旅行プランを立てない。
行きたい場所を二カ所くらい決めてあとは、その道中で
気になったものを見ていくスタイル。
とくに神社とかお寺とかは、行き当たりばったりの出会いがいちばんいい。
その人をまつった神社が、福山市内最古の神社の境内の中にある。
よき雰囲気でしたのでよってもらいたい。
福山市は、もともと海だった所を埋め立てつくった土地である。
そのため、真水の確保は重要な課題だった。
現在でも当時の名残を残し、福山市内には水路がはり巡らされている。
そんな街並みをながめつつ、駅からやく1.2kmほど。
今回、事前に決めた目的地の1つ、福山自動車時計博物館だ。
はじめての南極調査に用いられた車両や、往年の車種、
小さなプロペラ機、ありとあらゆる時計が展示されている。
整然とはしていない、雑然としている。自由に触ってよいし、乗ったりもしていい。
写真もOK
なかなかの異世界観。どれもこれも、本当に市内を走っていたもの、
使われていたもの。ナンバープレートもしっかり残っている。
いっぱいの時計。もうちょっとちゃんと撮れればいのになあ・・・・・。
プロペラ機にものることができる。
うえからのって、許されるなら翼に寝ころびたかった。
全部ピンボケしとる。まあ、いいかあ。
プジョーの初代、それから、日野が一時期つくっていた自動車。
きれいな色である。
ホンダがいちばん最初につくった電動自転車(これまだ動くなら大分すごい)
大きな大人が楽しそうにしていた。
わたしの一番気に言ったのは、からくりピアノ。
スイッチを入れると、勝手に演奏する80年前のアメリカのからくりだ。
ただし、どうやったら動くとかぜんぜん教えてもらえない。
どうやったら動くかなーをうーん、うーんとあちこちいじると
そのうち動き出す。
どうやって動いてるんだ、すげー・・・・・とぽかーんと眺める。
そんなに車とかバイクとかわからないのだが、それでもわくわくする。
和時計とかとても美しいので、みに行っていただきたい。
そこから、駅を目指しててくてく歩くと途中に豆菓子屋さんをみつけた。
中に入ると、何十種という豆菓子が並んでいた。
テンポにはいると、お店の人気商品を試食させてもらえる。
ヨーグルト風味やメープルといったものから、抹茶、うめ、炒りなど
和洋のどちらの味も楽しめる。
甘いもの苦手な人のお土産にもよいかもしれない。
つづいて、大黒町。
偶然たどり着いた、雰囲気満点の通り。
レンガ畳だ。
これ、耳鼻科なんですって。
後からしらべたら、このまちづくりを牽引したひとが、先ほどの博物館の
館長さんだったとのこと。多いに納得だ。
レトロモダン、という言葉がぴったりの通りだ。ぜひこのまま残ってほしい。
なにが残念かって、こんなにも写真映えするまちなのに
ぜんぜん、綺麗に写真撮れていない。すいへいを取るだけでも全然違うのになあ。。
天気の良い日に改めてリベンジしたいと思う。
あとは、実家にもどってお店を手伝っておわりました。