ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

紙屑置き場

※文章にはならない、かといって流すには惜しいおもいつきを都度都度追加していく散文置き場

※ラインのタイムライン見たいなところにちょこちょこ書いていたようなやつをこっちにお引っ越しさせるやつ

※もし、あれ、コレ他でもみたなーって思ったかた、決して振り返ってはいけません。

 

深夜の漫画喫茶、お茶らけた主人公がいう

「遠慮なく他人の心配ができるってのは気持ちがいいもんだな」

なんだ、私だけじゃないんだ。

 

詩集を衝動買いした。

「まえがみにかけた 途方もない時間に あなた」

たまらなくて、何度も見返した。

きってもきっても、気づけば視界をふさぐ、その一部にあなた

 

「分かってる。これも暴力だって。ごめん」

誰にも吐き出せなかったであろう、重たい相談話を聞いている時、

ぽつりと相手が吐き出した、一言

察しのいい人というのは不幸で、気づかずに不条理に相手を傷つけることが

できず、自分で抱え込んでしまう。

吐き出した所で楽になんてなれやしないのに。

「いいよ、あたしは君の友達だから。」

 

「気にしないために他の事で頭をいっぱいにすることはできる。

だけど、その人を想わないで過ごすことは裏切りだから。

苦しくてもその人を思う時間をつくらないといけない。

そのために、おれは君を傷つけてるんだよ。」

いいんだよ、世の中に一人くらい、鮮やかに切りつけても後悔しない、

そんな人間がいたって。

 

「察しがいいってのは、いいことなんかなくて、相手が悟ってほしくないこと、

気づいてほしくないことまで、気がついちゃうから。

そして、分かった上で何も言わないか、分かった上で行動してあげるか、

優しさってそのどちらかでしかない」

君のことをきみ以上に理解して、言語かできる人はいるんだろうか。

君が望んでいる答えは、沈黙の中にも喧騒の中にも、音楽にも映画にも

詩にもないみたいだ。

 

どうして、私はわたしなんだろう。どうしてわたしは、あの子じゃないんだろう。

27になっても、このフレーズは呪いだ。

ありのままに、意味なんてないのに。

 

好きでもないけど、嫌いではない。

ああ、人畜無害な生き物だわ。どうせ、こちらが闇をぶつけても、

大したことないって信じて疑わないんだろうな。

知らなかった。肯定されるだけってすっごいむかつくんだな。

 

クロはくろ。しろくても黒。

そう見えているんだから、黒。見方を変えるとか、そんな無駄なことしなくていい。

黒なんだもん。

 

自分が望んでいることを、相手も望んでいるって

どうしてお気楽に信じられるんだろう。

 

生きてたっていいことない。確かに、そんな人生もある。

現代の法律その他もろもろ全てが、生きるために整えられている。

もし、制度が自死を肯定したら根底からおかしくなってしまうのかな。

 

香ばしいブーツの音が響く冬の朝。乾燥して、一層冷たい空気にひびく、

「ぽけっと、お借りします」

前を歩くひと組の男女の、小柄な女性がうれしそうにつぶやき。

4つのポケット、一つを残して満室です。

「君の手の 大きさ思い かうコート」

 

さよならの文字を描くのにがたばこは何本あればいい?

せめて最後の一本をすうまで私そばにいさせてね。

そばに入れなくても、最後の一本はかぞえたくなかったけど。

でも、火がつかないと確信が持てたから捨てたんだ。

 

嘘をつかずに過ごせる一日があれば、それだけでちょっとだけ、

自分を許す気になるかもしれない。 

 

そういえば、ここ2年。共感のできない悲しみにさらされ続けている。

日常がむしばまれているとまでは言わないけれど、はくものももうない

 

自分にとって大切なものが相手にとってはとるに足らないものだという事実を

突きつけられたときかなしいよりいら立つが先に来てしまった。

傲慢以外の何物でもない

 

苦痛に近い満腹感から逃れられないでいる。

 

日常になじみつつあるものがなくなってしまうと、とてもさみしい。

そして、さみしいと思わなくなってしまうであろうこともわかっていて、

もっと寂しくなった。

 

 つまらないとわかっていても、やめる勇気がなくて私はまた、一時的に

だれかを傷つけない方法を選らんで、いつか突き刺すその切っ先を鋭くしている。

寒くてさみしい、と私に訴える君が見る暗闇の深さはたぶん

私の足元に広がっていて、君の影の色が濃くなった理由の一つは

多分私で、そんな自意識過剰な反省会。

 

くらいことばっかり考えてるみたいだけれど。

本当は何にも考えてないんだな、これが。

 

生きていると愛されたい

でも、自分には愛される資格がない

絶望色の独り言だった。

 

日本語が出てこない。

理論だった話ができない。

整然と並んだ言葉が出てくるのが好きだった。

いやだな、ずっと頭が痛いんだ。

一枚まくの向こう側。ほんとうのじぶん、とやらが

赤潮の海に浮かぶ魚のように窒息死している。

最後に見た空はせめて青空だったかい?

のぞんで沈んだくらい底、そこが暗いと教えたのは痛いほどのまぶしさ

ああ、いやだな。頭がいたいんだ。

 

夢を見た。

誰かと話していて、次の時間の講義をおもいだそうとしているのに

教室がわからなくてそもそも何の講義だったかもわからなくて、

レポート書かないといけないのになんだっけって焦るんですが、

ふと、あ、そうだった。私、卒業したし、働いてるんだっけと

思い出して。

寝坊した。

 

昔むかしに、きれいなものを見るための目を探す男の子の話を書いたっけな。

 

月がきれいですね、そうね、しんでしまいたいくらいに、の

やり取りの現代版を考えようということでたどり着いたこたえは、

「いつもここの信号で止まりますね」

「ぼくですから」

になった。

 

曲のコメントを見ていて、いいなって思ったやつ

僕が死のうと思ったのは、向こう側にあなたが居るって感じたから 僕が生きていこうと思えたのは、こっち側にはあなたが居た証拠があるから

 

見るだけだった分厚い手のひら。

想像してたより柔らかい首もと。

触れてみたかった、短く刈り込んだ髪。

呼ばれてみたかった、名前。

手を伸ばしてみたかった、距離。

言ってみたかったこと。してあげたかったこと。

聞いてみたかったこと。

たくさんの「こと」があふれて、体の中でかたり、ことり、と

積みあがっていく音を聞いた。

 

生野菜、あんまりすきじゃないのかな、って

ひんやりとした風が心地よいお昼時のオニオントースト

目を見開いて口をいっぱいにする姿がひたすら恥ずかしい、

少し遅め、ニンニクたっぷりの大きめ餃子

差し込む日光が初夏の日差しに似てきなって、

眠る君に遠慮しながら流水で血合いを洗って、ぶりのあら煮

甘いかしら、しょっぱいかしらと何度も味見して

やっぱりちょっと酸っぱすぎた、キャベツの千切りサラダ

少ない具材で味の変化が出せたらいいなと

思いきりの良さでケチャップ、遠慮がちにソース、

いつものやつで醤油、辛みのない刺激でショウガ

遊び心をおわんに託して、ケチャップライス

君を想った時間が形になって、うっすら湯気たつごはん時

 

嘘から出たまことって、誠なのかな、真なのかな

 

嫌じゃないならそばにいるよ。仮に他の誰かでもよかったとしても、

私が入れてうれしく思う。

言葉にならない言葉を、音にしてくれるだけで、ストンと落ちるのは

音楽の力だ。

 

一番怖いのは、その時一番好きなもの。

なくしたとき、離れた時をおもうと足がすくむ。

なくしたくないから持たない。大切にしたいから離れてしまう。

そんな甘えをゆるしたまま、中途半端な大人になった。

 

大切だと思えば思うほど、失いたくないと思えば思うほど、

なくなってしまうことへの恐怖と、そうならないようにしなければという

焦りとが時々ブワッと、背中を駆け巡っていく。

のどのあたりでキュッとなって、呼吸を止めて、ジワリと嫌な汗をかく。

行動だけが未来を変えて、行動だけがそういった全てを落ち着かせるすべだ。

生きているだけで何かが手に入っていたあの時とはもう違って、

失わないよう努力をしなければいけない。

今があればいい、なんてきれいごとで相手を傷つけてはいけないんだって。

知ってるんだって、ずっと前から。

 

あなたの日常にはぐっと近くなれたけど、

あなたの悲しみや攻撃性や孤独感からは少し遠くなってしまって

友達でいたあの頃の方が、あなたのそうした部分とは近かったなって

そう思って少し泣いた。

 

良かったら一緒に来ない?

先のことは約束できないけど、

それなりに楽しいはずだよ。