ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

あひ見ての後の心にくらぶれば

絶賛、緊急体制下の大都会

人がまばらな東京の空はとはいえ相変わらず狭いようです。

変化を愛してやまないとかい子、

不安定だろうが何だろうが、変わりゆく毎日でできることをやっていこうスタンスは

変わらずでいたいものです。

 

医療従事者のあなた、絶賛闘病中のあなた。

いきのこっていきましょう、いつもありがとうございます。

一般人な私は、せめて皆さんが繋いでくれた未来がよくなるように

力を蓄えていきます。

(訳:在宅ワークでもさぼりません、、頑張ります。)

 

さて、毎回、このブログの趣旨を確認するところではありますが、

「トカイ砂漠をサバイバル」がテーマのはずです。

実態は、大体、トカイ子の内面話を暴露しては満足する、王様の耳はロバの耳―と

叫ぶための大穴をせっせと掘ってしまっています。

 

今日も叫ぶとしましょう。

 

「なんか、彼氏ができましたーーー!!」

 

ね。この間まで、元カレ結婚したわ、とかぐすぐすしてたのにね。

 

もはや、関係性を失うことが怖くて仕方のないトカイ子。

人間として大好きな人とずっと関わっていくためには、友達でいればいい、

と思っていました。

始まってしまった瞬間に、終わりができてしまうので、全ての楽しいことは、

その終わりのつらさを明確にするようで。

もう、本当に好きな人とは付き合うのやめよう。

好きになれそうな人とつきあおう。その前に、恋愛せずに一人で豊かに生きよう。

そう思っていたりしたのです。

 

そうやって言い聞かせて、自分の気持ちを改名して仲良くやっていこうじゃないの、

となだめていたのです。

 

 

自分のことに、好きなまちや作っていきたい未来に集中して

今助けが必要な人にできるだけ寄り添えるような、

めちゃめちゃタフな笑顔の持ち主になろうと思っていました。

  

ただ楽しいだけでいることはもうなくて、楽しい度に少し切ない。

それでも、結局目前にどうぞ、と置かれたものにおずおずではあるものの

手をのばす。

会うたびに小さな切り傷は増えて、楽しいなあと思う気持ちがアルコール消毒のように

ピリピリとしみる。でも、もういいやあと思ってしまいました。

 

でも思う。なんの戸惑いも、違和感も、責任感も、義務感も後ろめたさもなく。

誰かをおもいっきり心配できる立場を、何気ない毎日を共有できる権利を

行使できるって本当にうれしい。

久々である。ただただ、「あなたが大切だ」と純粋に思うことができるのは。

あれ、何だったら小学生ぶりじゃね?

・・・今までがね、死にそうだったり、遠すぎたり、緊張しっぱなしだったり、

遠慮し放題だったからね。尽くしすぎてしんどい日々。自家中毒に陥る毎日。

愛は病名ですよ、本当に。

 

私が好きだなあと思ったその人は、

内面の一番隠したいところにしっかり踏み込んでは

「なんだ、ただ、自分大好きなだけじゃん?」と

吸殻をポイと捨てていくような人でした。

そのくせ、自分が言った言葉がまんま自分に跳ね返ってたりして。

 

私の好きになったその人は、

私とよく似ている部分もあって、人に平気でいろんなものを渡すのに、

自分が渡されたら受取方が分からなくて、

素直に受け取れずに、わざとちょっと傷つけたり、時間を置いたりして

ようやく受け取ったりして。

 

私の好きなその人は、

自分を主張することに躊躇しなくて、そのくせ少し人見知りで

自分のテリトリーに踏み込んでくる人を見るたびに、

いつまでいてくれるのかなーなんてちょっと不安になっちゃうような人で

好きなものに夢中で取り組める所があって、きれいな言葉を使うひとで

「ありがとう」が口癖で、人に気づかれないように気づかいをするひとです。

 

私を好きになってくれた人は、

私の不安に私より気づいて、私がより自由に動き回れるようにしてくれて、

私が渡すものをなんの躊躇もなく受け取ってくれて、大げさな物言いを許してくれて

酒とたばこと音楽が似合う人で、モチベーションになってくれる人で

過去とか未来とか置いといて今の楽しみ方が上手な人で、

私に居場所を分けてくれる人で。

 

そんな、私のわたしが好きな人。

 

・・・・・・・・・・はい、おおのろけでした!

早くコロナ収束しないかな!

 

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お題「ささやかな幸せ」