ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

あふたーざ 雑記

頭が回らないので、脳みそを液体化させてだらーっと広げてみよう。

 

横浜からの帰り、

想い人がかえりにうたってた曲の歌詞を思い出したいのに、全然思い出せない。

 

オノヨーコとジョンレノンのなれそめの話をしていたことは覚えている。

有名な話だからしってるかなあ、って思ったんだけど、

そうでもなかった。

 

答えはいつも、yesなんだ

 

バンドの存在意義も不明確になってしまった頃、

オノヨーコの美術展で出会ったのはたった三文字に込められた、

問のない答え。

 

yesで二人は結ばれていた。

 

問なんて後からいくらでも来ればいい、答えは全てyes。

yesと答える覚悟のある問だけ、受けてたて。

そんな思いでこの話をいつも聞いていた。

 

で、何故か、たった2杯で泥酔することになるわけだが。

なんでだろーねえ。きもちよーく酔っぱらってたね。

ちゃんと足元おぼつかなかったし。

 

うわごとのように、何かをつぶやいていたことは覚えている。

帰ってきて、と懇願に近い言葉を投げかけて。

挙句、泣いた。

酔っぱらったときにだけ、こぼす情けない本音。

自分自身の至らなさと、自己肯定感の低さと、

何かを改善する強さを持てなかった自分への甘えとがないまぜになって

ありふれた言葉になって文字通りあふれ出る。

 

「置いていかないで」

ー別に誰かにおいていかれたこともないくせに

「そばにいて」

―自分から置いていかれる前に離れてきたくせに

「待ってるから」

―すがりつく強さがないだけなのに?

 

小さな擦り傷が重なって重なって、

幸せがじわじわとしみて、たまに体の芯が痛みに悲鳴を上げる。

失うことばっかり考えて、それを失わないためにどうするかが

大事なんだってことくらい、もうとっくに分かってるのに。

 

「      ?」

「yes」

 

まってて。こたえたい問は決まってる。

yesって答えられる自分になれるはずなんだって。

問を迎え撃つ覚悟をしようと、こうして駄文に高すぎる体温をうつしてる。

 

かぜの中に季節が混ざる。

永遠に続くかと思った暑さが消えて、偉大な1.23度を感じる。

寝不足で脈打つ心臓の音を聞きながら少しだけ目を閉じる。

 

誰にも負けない暗闇が欲しい、と願って眠りにつく平日午前5時

誰にでもやさしい夕方が恨めしいと、窓に背を向けてデスクに戻る定時後

誰にもなびかない朝焼けが恋しいと、高い位置の太陽を眺める休日

 

何度目かのため息を空気に溶かして。

さて、もうひと仕事かな。

 

 

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