ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

恋はマーケティング

アラサーイナカ子、さらにアラサーに深入り。
というわけで先日誕生日だったので有給とってトカイに行った。

イナカ子は結構音楽が好き。
ちょうどわたしの大好きなfox capture planというアーティストが、ブルーノート東京でライブをするというので二ヶ月前に予約した。
それからというもの、ああ、ライブの前に彼氏できたらどうしようどうしようと気が気じゃなかったのだけれど、そんな予定はいっさい持ちかけられることのないまま当日を迎えた。

www.youtube.com


彼らのライブに行くのは今回で2回目。
1回目は田舎のイベントだったから、アーティストさんたちは自分の演奏が終わったら客席にいた。
今回は都会の、しかもブルーノート東京だからそうもいかず、
わたしはムズムズしながらおしゃんてぃーな横文字のカクテルを飲んでいた。
でも体はめちゃめちゃ動いてたと思う。

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www.bluenote.co.jp

 

音楽はとってもよかった。
ドラムが子宮に響いてきゅんきゅんした。
音楽めっちゃかっこいいのにMCがただの漫談だった。
ああもう好き。愛おしい。

その日はもう子宮の底から満たされて幸せに眠った。

 

次の日、イナカに帰るので東京メトロに乗っていたらイナカ子の大好物、いい感じにしなびたおじさまがたくさんいた。その中でもひときわいい感じに枯れた、丸めがねでうつむきがちなその人に、イナカ子の子宮は踊った。
その人は青い顎にたらこ唇という超絶官能的な顔立ちの持ち主だった。

だがイナカ子、あなたの顎にわたしの子宮が踊っていますとごあいさつする勇気がなかった。

そういえば東京に住む弟に、「『出会いがない』は甘え」と、胸元に深く言葉の刃を突き立てられたばかりだ。
だがわたしは声を大にして言いたい。

 

恋はマーケティング

 

マーケットのないところで営業活動したってだめなのだ。

ポメラニアンみたいな男子が多めのイナカ子のイナカ。ここのいったいどこにイナカ子のマーケットがあるというのか。


子宮、動かしにまたトカイにこよう。

ブルーノート