意を決して先日、倉庫と化した部屋に踏み込んだ。
歳を重ねるごとにどんどんモノを捨てることにためらいがなくっていく。
どうも、イナカ子です。
わたしは学生時代、数度引越しをしているのだが、
県をまたぐたび、発生した段ボールは完全に消えることはなく、
むしろなぜか増えた。
というわけで、部屋のダイエットを決行。
出るわ出るわ、プリクラやらレポートやらノートの落書きやらポエムやら。
「夢叶える!」
「きっと報われる!」
「プロダクトデザイナーになる!」
うんごめん、キミそのあと目指してた大学に落ちるしプロダクトデザイナーにもなってない。
みなぎるヤング感疲れる。
わたしは昔から勉強以外はできた。
種族としてはパワー系で、例えば握力右40kg、脚力80kg(女子は普通、自分の体重程度らしい)あった。
脳みそもパワー系なので、このように、ノートにいくら書いたところで
キミは一切覚えられないんだよ、
と誰か早く教えてあげてほしい。
それにしても試験三日前!とか書いておいてキミ、まだ英単語やりよんのか。
そら落ちるわ。
また何か出てきた。
Mランドという自動車教習所の教本の背表紙。
Mランドでは「ダラー」というMランドでのみ使える紙幣があり、
トイレ掃除をすると確か200ダラーくらいはもらえた気がする。(忘れた)
わたしはトイレ掃除でせっせと稼いだダラーで怪しいおじさんの占いに行き、(施設の中に占いの館があった)
占い師さんには28歳くらいで結婚すると言われた。
現在、その兆しは一切見えないどころかつい3ヵ月前にフラれたよう。
ところで免許合宿同日スタートしたメンバーが100人くらいいる中で1人だけ仮免許落とした人がいた。
本免許でもないのに誰だよと思っていたらわたしだった。
そんなわたしも免許を取ってから約10年になるが、つい先日更新に行き、見事ゴールド免許となった。
約10年前の免許取得から、10回くらいは運転したとおもう。
と、そうこうしているうちにいいものを見つけた。
・・・お?
なんと、総レース透け透け赤ぱんつ(未使用)。
タグがまだついているあたりにいとしさと切なさを感じる。
このころのわたしは赤ぱんつなんて履けなかった。
だがその後劇的な変化を遂げることとなる。
赤ぱんつ入手から数年後、わたしは下着屋さんでバイトをはじめた。
エロい店員さんたちに囲まれて、
メキシコ人の彼氏もできて、
お尻の部分が全部レースのパンツとか
紐パンとかTバックとかガーターとかを購入し、
いそいそと身に付けるようになった。
挙句、その面積の狭いぱんつコレクションのために、
お股のジャングルも伐採しはじめた。
今も、片足を風呂のヘリにかけて夜な夜なじょりじょりじょり伐採している。