八重桜も、ちりぎわ。
どんな格好してもいまいち寒いこの頃ですが、
おしゃれなお友達と遊んできた。
先月が誕生日だったので、おいわいしてくれるとのこと。
「口紅はさすがにもってるかなとおもって」と綺麗な色のグロスをくれた。
ごめんなさい、口紅どころか、色つきリップももってません。
グロスの使い方もよくわかりません。
26にもなった事だし、そろそろ、意を決して化粧品売り場の御姉さんに
手とりあしとり教えてもらわねばならない。
ランチはごまや、というゴマをつかった創作料理のお店に。
どれも個室区切りにしてある、年齢層が少し高めのこじゃれたお店。
ごま豆腐はたべられなかったけれども、てづくりごまだれは甘すぎず
脂っこすぎず、ルッコラみたいな、癖のつよい香草がよくなじんだ。
そのあと、足が大きく、4Eの25.5なんぞをはいている私でもはける靴がある
お店を紹介してもらった。
当然、ヒ―ルなんぞ見向きもしてこなかったけれども、
紺色の花をあしらったデザインが素敵な一足と出会い、購入。
そのあとは、「ポムダムルト―キョー」というりんご飴の専門店でりんご飴をかい。
1人新宿末広亭へ。
弟子入りして4年以内である前座さんの一席は、声量も間もたりず、キャラクターも
つかみきれていないほやほやな感じ。
そのあとに出てきた芸歴5年以上のふたつ目の人とは全然違った。
会社の人が私を見るときは、前座さんを見守る私と同じような気持ちでいるのかもしれない。がんばれがんばれ。
最後に1951年創業、三島由紀夫が通った「どん底」というカフェバーで
ウィスキーを飲みほした。
・・・・正直おひとり様で行く店ではなかった。
いまなら、気前よく誰かにおごれるのに、とカウンターでのみなれないウィスキーを
ちびちびと飲み干した。
友人とはかくありがたきものである。