今週のお題「紅葉」
体力削って精神力チャージ。どうも、イナカ子です。
2週間ほど前、石鎚山に登った。
石鎚山は西日本最高峰の山だ。とはいえ、2,000mない。
長野の錚々たる山たちが聞けば、お子様が強がっちゃってと鼻で笑うかもしれないがとりあえず愛媛県民的には高い山。
「土小屋コース」、途中までロープウェイで登れる「成就社コース」、この2つが初心者向けの主なルートではないだろうか。
ナビに土小屋と入れたつもりが着いてみたらロープウェイ乗り場だったのでそっちから出発。
ロープウェイで1,300mくらいは軽々と登っちゃう。なんだ楽勝かよ。
と思ってはいけない。
ロープウェイのその先は土小屋コースよりもキツい。初心者ども覚悟せよ。
乗車時間:約10分
運行時間:20分ごと(臨時便は10分ごと)※シーズンにより異なる
公式HP:http://www.ishizuchi.com/
このロープウェイわたしの時給より高いわ。
ロープウェイを降りたらもうこんな感じ。
ここから2時間半で頂上に行けるらしい。
ロープウェイ降り場から20分ほど歩くと成就社が現れる。
石鎚山は霊山だ。登山口もうやうやしい。
ここからしばらくは下り坂が続く。
下って下ってからの登りなので心を強くもつように。
石鎚山といえば鎖場。
この成就社コース、全部で三つの鎖場が登場する。
見ての通り、岩に鎖が取り付けてあるところを垂直に近い角度で登って行くのだが、アスレチックに群がる5歳児の方がよっぽどうまい。
そう、私はアラサー。
足元も言葉もおぼつかないアラサー。
あとで見つかる迂回路。
まあいいせっかくなので鎖をぜひとも堪能してくれ、修行なのだから。
まだ?どこ?まだ?を繰り返し、
やっと頂上へ!
ついたー!!!なんでだろう?2時間半の道のりに4時間もかけたよ!!!
ここで用意していたお湯でドリップコーヒー。
最!!!高!!!
売店に行けばカップラーメンとお湯が買える。そちらもとてつもなくうまい。
そして笛を取り出し・・・
吹く!
人生の辛みは笛の音とともに山に捨てましょう。
ロープウェイの最終便はこの日、18時。あまりゆっくりもしていられないので少しいそぐ。
下山後はもちろん温泉。絶対温泉。
今回は湯之谷温泉という温泉に向かう。
源泉かけ流し。建物は新しく綺麗なのだがその歴史は実は深く、西暦600年代に遡るとか。しかも薪で炊いているというこだわり。
「療養泉」の認定を受けているので登山後にもぴったり。
営業時間:【春夏】8時30分~22時(21時30分札止め)
【秋冬】8時30分~21時30分(21時札止め)
入浴料:大人400円、小学生150円、幼児60円
アメニティ:なし(シャンプー・リンス・ボディソープもない)
イナカ子はさらに無印のマッサージオイル・ラベンダーも持参。
風呂上がりに疲れきった足を揉みほぐすため。
美人ドライバーの肩を揉むため。
天才かよ
- ドリップコーヒー&お湯
- 笛
- 御朱印帳
- 温泉セット
- お弁当
- マッサージオイル
石鎚山のお楽しみ情報
今年は例年よりも紅葉が早かったそう。
とはいえ、高い山なので、上から下のどこかでは紅葉が見られる。
イナカ子が登った際も、まだ紅葉は見頃だった。
ちなみにこれからの季節におすすめなのはこのイベント。
頂上には山小屋もあり、1泊2食5,500円と、良心的な価格設定。
同窓会なんかにぴったり。
霊山としての石鎚山
石鎚山は1300年以上前に開山され、成就社は奈良時代中期に創立されたと言われている。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の第2子にあたる、石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)が祀られており、家内安全・厄除開運・当病平癒の神として多く人々に親しまれている。
石鎚山の鎖は江戸時代に付け替えられたという記録が残っていることから、それより前から存在していたことが伺える。
愛媛の取り柄は紅葉スポットくらいしかない
このイナカの数少ない取り柄・・・