ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

新しい水夫の悪あがき

今年は、夏の太陽の名残を感じるときに

書くことができませんでした。

 


階段のように、分かりやすく上に登っていけるような

時期が過ぎてしまって、これからは、
うっかりすれば足を取られるような、
新しい水夫側ではなく、古い水夫の側にゆらゆらと
うつり始めるような、

そんなときなのかな、なんて思ってみたり。
思わなかったり。

 

出会ったときからずっとかっこよくなりつづけてますよ。
出会ったときの、絹糸が切れる音のような、
そんなあなたも好きですし。
とりあえず、言葉をポンポンと投げつけて
それでもへらりと私が笑うと、
心底いやそうな顔をしていたのも好きです。

 

この1年、見たことあるを重ねて、
いつもの、を増やして、
ようやく、見たことないもの、を二人で見に行けるように
なった気がします。
非日常はトラブルも多いから、割とびくびくしてしまう私ですが、
確かないつもの、があったから、 
見たことないを増やせたと思っています。

 

今年はたくさん旅行にいきました。
新潟行って、自転車で遠出もして、
誕生日も祝ってもらって、
お正月を一緒に過ごして、花火もして、
飛騨高山にもいって、
私はサッカーの試合を4試合も一人でみました。 
あなたは、私の落語をみにきてくれて、
一緒にはいかない、と言っていたのに、ライブを2つも一緒に見に行きました。

同じ景色をみにいくことって、
なんだか輸血みたいだなって思っています。

 

違うものを持ち寄れる2人であり続けられることを
貴方がこれからも、革靴で蹴っ飛ばしながら歩いていける日々であることを
祈っています。


そのためにできることが一つでも増えたら、それは、とても幸せだろうなと
思います

歴史は嘘、去ってゆくものはみんな嘘、そして
あした来る、鬼だけがほんと

 

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