ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

ほろびゆく故郷

 

私のふるさとは、その辺のいなかより、いなか。

king of いなか、とまではいかないけれど、

いなかの大名クラスではある。

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ふゆになるとこんな感じ

福岡県の東峰村、というところだ。

  

 人口およそ2000人、小中一貫校の生徒数はおよそ100名

国勢調査で計算したら、人口減少率は5年で30%

焼き物のまちでもある。

 

2017年の九州大豪雨で、一部の窯元は被害をうけ、

ちかくの集落は地図から消えた。ここも大きな災害があれば、

昨今の財政状況と、人口減少率から考えると、同じような運命をたどる可能性は

たかい。

人口がへり、インフラを 使う人がいなければ再整備するより集約したほうが

経済的だからだ。

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家の高さ以上に泥が積みあがった

このふるさと、職人が豊富、ということで、しょっちゅう「活性化」という

なのプロジェクトに巻き込まれている。

上手くいっているのもある。

 

小石原ポタリー -料理をおいしくする器- | トップページ

 

これは、とても有名な広告代理店が間に入って、ブランドを構築

してくれた。

ブランドの定義は様々あるだろうがここでは、大学院の定義を引用し

「よいイメージの連鎖」

としておく。

ブランドは構成するのは4つだったとおもうが、さっぱり思いだせないので

後ほど追記する。

ブランドの価値を維持するために、一定の品質を絶えず供給する必要がある。

そして、ブランドの価値を宣伝するのは、素人集団では出来ない。

職人は、あくまで、職人。

作家ではない。求められたものをつくるのが職人である。

作家は自分の作りたいものをつくるのかもしれないが、職人は求められたものを

つくるしかない。

もともと、卸売りの制度がもっときちんと機能していた時代。

商店は、職人にこんなものを作ってほしい、とちゃんとオーダーしたし、

職人が作ったものをきちんと売り込んでいた。

職人は表に出ず、ただただ求めらる品質をつくっていればよかったのだ。

 

だが、最近はそうもいかない。職人自身がきちんと商売をしなくては

ならなくなった。何が売れるのか、人が何を欲しがっているのか

だれもよくわからない時代になったからだ。

だから、ブランドがうまれ、価値を謳うことが求めらるようになった。

 

私の父も、ブランドデザイナーがつくったイメージに沿い、

商品を作っている。売れるようにマーケティングされた商品は

ちょっと前までは考えることができなかったくらいよく売れ、

若者が焼き物屋をつぐための見通しを建てたと思う。

 

一方で、少し前までは、似たような焼き物、というのは見かけなかったが、

どこのお店をみても、似たような形、がら、色のものが多くなった。

ブランドの権利は、元の広告代理店が持っているため職人は自分の店で

同じ商品を売ることができない。だから類似品をつくってうる。

それは、けっきょくブランドの価値を下げているし、品質が一定であることを

求めらるブランドでそれをやってしまうと意味がないのだけれど、

言い方は悪いがそれを職人さんが理解をできているとはあまり思えない。

 

ブランドの権利が完全に職人のものになってしまったら、運用はできないだろう、

そうおもっている。

自分たちでは管理できないものに生活を支えられている。

それでいいのか、私はまだよくわからない。

ただ1つ、職人という人たちは何が売れるのか、ということは

よくわかっていない。地元のために、とか思ってる人はどれくらいいるのか。

 

20年後、この村は残っているだろうか。職人たちはここにいるだろうがか。

あるいは、住民が望む形の生活はできるのだろうか。

 

無理に活性化させて、むらが違う人のものになり、しらないイベントや

行事が増え、いろんな人がこの村の私の知らないところを

「むらのよさ」として発信したとき、私は素直に喜べるのだろうか。

 

そんな自分のもやもやを何とかしたくて

私は今の職に就いた。いまだ、この道が正解か、全く分からない。

村にもどりたい、とおもうこともあれば、このとかいにとどまることに

いみがあるとも思う。

 

1つの指針にしている考え方がある。

"地域活性化"を軽々しく語るな! 消え行く集落の最期を偲ぶ、「ふるさとの看取り方」 - ログミー[o_O]

 

どんな集落であっても、生活の場である。

絶対に活性化できないところもある。どうやってその故郷を看取るか。

 

生活は、周りの環境に適応するためにつくられたシステムだ。

環境が変われば生活が変わるのは自然なことだが、

生活に合わせて周囲の環境を変えるのははたして自然なことなのか。

私は違うと思う。

活性化とは、周りの環境をえてして変えずに、生活を変えようとする

パターンが多い。

その結果周囲の環境をないがしろにすると、下手したら文化が代わりかねない。

プラスの変化であれば、風通しがよくなり、文化がさらに洗礼されることも

あるだろうけど、わけわからない箱モノをつくってはいおわり、なんてことも

ままある。

 

必要な変化とは何か。

もう少し、小さくトライしながら考えてきたいな―と思ったりする。

 

長めの袖は役に立つ ~新潟旅 とかい子ver~

いなか子と有給とって日帰り旅行にいってきた。

いなか子とは、大学院の時からの付き合いだから、

4年ほど仲良くしてもらってるのだけれど、

どうにも私達はスタンドプレーがすきで、どっちもスナフキンタイプ

帰る場所さえ決まっていれば、後は、お互い何とかやるだろう、

次にお互いが帰ってきたときに、一緒に盛り上がれるネタを探しておこう!

ということで、1人でふらふらする。

一緒に住んでた時は、一緒に外食をする機会も多かったものの、

それ以前は、授業終わりに少し話すくらいだった。

というわけで、一緒にまともに遠出をしたのは今回が初めて。

・・・・・・・前置きながくなったけど、本題に入ろう。

 

いなか子は前日から新潟に入りしていたけれど、私は

その日寄席をしていたので、翌日の朝に落ち合うことに。

往復新幹線でもいいのだが、どうせ現地についてもお店もあいてないだろうし、

ビジネスホテルに泊まるなんてつまらないから、久々に夜行バスで移動することに。

 

夜行バスは、マイナーな地域あるいは主要都市間の便は、

直前にとったほうがいい。直前割りというのがあって、30%程度の割引がある。

ネットでとれる場合もあるが、電話の方が確実。

マイナー地域は金曜日とか、日曜日を外せばそうそう売り切れることはないし、

主要都市間は、金曜の夜や連休前には本数を増やしていることが多いので

わりととりやすかったりする。

というわで、片道3000円の夜行バス。

 

www.amy-go.com

 

アミ―号・・・・・ね。ま、いいけどね。

 

というわけで、朝6時に新潟駅に到着した。

 

当然、ひっとこ一人いないが、とかい子は、この新潟駅を実は何気に楽しみにしていた。

 

ponshukan-niigata.com

 

日本酒をいくらでも試飲できる、なんか、やたら面白そうな空間がある所。

 

 100種類以上の日本酒が1000円で5種類試飲できる。 

 

  

 

1000円を払うと、5枚のコインがもらえる。いわゆるゲーセン形式。

コインを入れてボタンをおすと、適度にお酒が注がれるという仕組み。

で、気に入ったらすぐ、その場で買える。とかい子、左の写真のお酒をかいました。

かき、食べれんけどね。あんま好きじゃないし。

   

後は、イナカ子と通ったルートは全部同じ。

袖ふりあうも多少の縁、というけれど、多分、二人とも振袖よりも袖が長いからあちらこちらにぶつかって、たくさんのものを袖にいれていただきました。

各々大事にもらったものを抱えて、それぞれのバトル場へ戻りました。

 

絶妙にえろくとれてる気がするイナカ子。

 

絶妙なジブリ感がたまらない空き家

 

紅葉もきれいでした。

 

こちらは、かきのもと、という食用菊の酢の物。

たくさん買ったので、茹ででそうめんにあえて食べてみた。

食感はちょっと、海藻に似ている。

 

www.gotokuya.com

 

かきのもとを教えてくれたのはこちらのカフェの方。とても素敵なおばさんでした。

「何か縁があったのよ。必ずね。」とほほ笑んでいただいて。

 

出会うべき時にであう。一瞬遅からず、一瞬早からず、ね。

 

さて、また、袖振り回して生きていくとしますかね。

「瀬戸内経済文化圏OPEN SUMMIT」に行ってみたら往復ビンタだった

「瀬戸内経済文化圏OPEN SUMMIT」なるものに行ってきた。

どうも、イナカ子です。

道後は今、オンセナートというものをやっている。

街にアートがなんちゃららという、よくあるやつだ。 

道後オンセナート

2014年の謎のオブジェ



道後オンセナート

これに、日本各地で面白い取り組みをしているデザイナーやディレクターが集まり、色々話し合うというもの。

 

だがイナカ子は打ちのめされた。
この、合コン盛り上げ隊長のわたしが、誰にも話しかけられなかった。名刺も出せなかった。(こんな時に会社の名刺出したくないのもあるが。)

1年半前に地元に戻ると決めてから、1年半かけて育つどころかゆっくりとボケていってしまった、ここに来た意味。
各デザイナーやディレクターたちの話は、薄れていたものをわたしに「なに呆けた顔してんのよ!」と往復ビンタで突きつけた。

稟議がどうとか根回しがどうとか部長の機嫌がどうのとか、わたしは一体何をしているのか。
1年目は我慢だと、田舎で話を聞いてもらうための手段だと言い聞かせてきたけどしっかり染まってるやんけ。

 

「まちづくり」は結果であって目的ではない。

たとえそれが滅びの方角であったとしても、道を選ぶのは地元民であるべきで、それは外部のえらいデザイナーやコンサルであるべきではない。

という自分なりの論のもと、イナカ子は1年半前、実際に地元で一住民として一般企業で働き始めた。まちづくりを事業としているような企業や団体は避けた。

でも結局、今日のように、まちづくりを生業としている人たちの話に頷いている。

一地元民として周りの人たちの意識を掘って見つけて集めていくことの限界を感じ始めてもいる。

 

今治タオルもそうだけれど、実績を上げたデザイナーやディレクターと、現場の職人たちの間には温度差があることはしばしば起こる。そういう薄ら寒さは知っている。

高校の運動会だ。

スクールカースト上位で固められた幹部とその周りで盛大に盛り上がるが、それに置いていかれている人がいるあの感じ。

それが醜いと思ったから、地元民として、身内から出た意見として声をあげたかったし、掘って見つけた問題意識を共有して仲間も作りたかった。

 

けれども、わたしの「こうなった方がいいと思う」は、地元民には全くといっていいほど共感が得られないことにも薄々気づきつつある。

例えば、「女は早く赤ちゃんを産みなさい」と初対面で言ってくるおじさんと出会う。

今の時代によくもそんなことをしかも初対面で言ってくるなとぶっ飛ばしたくなるところだが、ここでは女の方も、「女は早く赤ちゃんを産むべき」と思っているのでなんら問題はないようだ。

県外から帰ってきて浦島状態のイナカ子は、いろんなことに仰天する。

 

でも考えてみればそりゃそうだ。愛媛がダメな人はとっとと外に出ていく。今ここにいるのは、「愛媛大好き」もしくは「愛媛以外を知らない」人だけなのだから。

 

田舎では肩書きと身内感がないと話を聞いてもらえない。

だから1年目はかなり抑え気味にいって2年目からちょっと挑戦的に生きているのだが、結局は宇宙人と同じような立ち位置になってきていると感じる。

つまり人間枠とは別に、イナカ子枠が設けられている。こうなってしまうともう、拒否されはしない代わりに、よくよく考えてくれることもない。

 

何はともあれ、今日は色々と言語化できたし、1年半前の決意なんかも蘇ってきてよかったと思う。

会場の伊織にはおしゃれなタオルほか雑貨がいっぱい。

2Fはイベント会場になっているよ!

 

www.i-ori.jp

さあて。

 

やっぱりこれは会社辞めんといかんわ。

ホストに本を選んでもらったら思いのほか心に刺さった

歌舞伎町ブックセンターという場所がある。

ここには愛にまつわる沢山の本が置いてあり、なんと現役ホストさんたちに本を選んでもらえるのだ。

ホストさん・・・?💖ということで行ってきましたイナカ子。

 

本棚はピンク、赤、黒の三つのゾーンに分かれていて、それぞれピュア愛、情熱愛、ドロドロ愛らしい。

もちろん黒ゾーンから本を選んでもらう。

 

とはいえ、ホストクラブとは違うので、カフェに行くような気分で、気軽に立ち寄ることができる。

カフェメニューや軽食メニューも充実しているので、何時間でも居座ってしまいそう。

 

 

丁寧にわたしの話を聞いてくれ、小池徹平似のホストさんがわたしに何冊かオススメしてくれうち、購入したのがこれ。

 

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「ドキドキするような話ではないけど、後からじんわり響いてくる話」と、そのホストさんは言っていた。

 

その次の日、私は当時東京に住んでいた彼氏にフラれて泣きながら新幹線に乗るのだが、これはまるでそれを予知していたかのような本だった。

 

「生きて苦労するのは見ていられても、死ぬことは放っておけないんでしょうか 」

 

「罪を知らぬ者だけが人を裁く。罪を知った者は決して人を裁かない」

 

 

 

「世間からはみだし、世間から疎まれ嫌われ、憎まれたり軽侮されたりする者たちは、むしろ正気で気の弱い、善良ではあるが才知に欠けた人間が多い」

 

物語は淡々と進む。

登場する人物の一人一人、それに対峙する赤髭や保本の様子、どれ一つ取っても複雑で繊細、そしてときたまドキリとさせられる一文と出会う。

山本周五郎の文章は決して派手ではないのだが、描かれる人物の人生がどれも悲しく温かに伝わってくる。

登場人物の口を使って山本周五郎自身が訴えかけているのだろう内容も、イナカ子自身がモヤモヤ考え、あと一歩のところでたどり着けないでいた答えに導いてくれるものだった。

 

あらすじ

保本登はいわゆる医者の卵のエリートで、出世の道が目前に見えていた。ところが田舎の小さな養生所で一時勤務することになる。不服のまま勤める保本登は、赤髭と呼ばれる医長の元で働くうちに、少しずつ変わり始める。

 

 

 

 

・・・え!?

 

 今週のお題「読書の秋」

 

 

米と酒がうまい。独身アラサーの新潟二人旅

とある休日、イナカ子は別のイナカにいた。トカイ子と。

そこは・・・新潟。

 

前日、単独行動だったイナカ子は新幹線で東京から新潟へ向かう途中、名前に惹かれたので急遽途中下車する。そこは燕(つばめ)市。

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燕市はものづくりの町。刃物や金物が美しく並んでいる。

本当は工房をのぞいてみたかったのだけど、あいにく日曜は休業日なところばかり。

というわけで金山神社にお参りしに行った。

金山神社

金山神社

ここは名前の通り金物の神様が祀られているのだが、パンフレットによっては「ものづくりの神様」と紹介されている。一応、イナカ子も作る仕事をしているのでお参りをする。ちょうど紅葉真っ盛りという感じで美しい。

駅に向かって歩いているとおじいさんに話しかけられたが、新潟弁強すぎて何言ってるのかわからんかった。

 

とにかく器や刃物の美しい燕市だった。

いや〜萌えたね。

www.furusato-tax.jp

 

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6時ごろになるともうこんな感じ。お店は全然空いていないのでJRに乗って鈍行で新潟駅に向かう。

さてお宿は「ゲストハウス人参」。古民家を改修して宿にしている趣のあるお宿。周囲はレトロな商店街で、着物屋さんや麹屋さんなんかもある。夜ご飯は可愛いお姉さんがやっているおでん屋さんで一人、八海山を傾けましたとさ。

gh-ninjin.com

 

次の日。
久しぶりに呼吸スピードの同じ人と1日過ごした。トカイ子合流。

レンタサイクルをして街をめぐることに。

海山〜雪〜魚〜日本酒ムッハーないわゆる“北国の旅行”にはならなかったのだが、たまたま入った「コンバインドカフェ五徳屋十兵衛」というところで出会ったお姐さまが「いい感じの家」とか「親切な野菜売りのおばあさん」とかを教えてくれるなんともコアなガイドをしてくれた。

いちじく

この官能的なフォルム。皮ごと食べられるイチヂクなんて初めて。 

www.gotokuya.com

店内ではレトロ着物や雑貨も売られていて、写真も色々飾ってあり、ここに来ただけで楽しめる。そして週末は男装カフェになるという魅惑の場所。週末また来たい。。

 

こんなによくしてもらって、

これは何か買わねばとおばあさんからイチヂクを買ったら立派な梨が3つ返ってきた。これは何か食わねばとちょい飲みセットを頼んだら、おつまみ1品のはずが3品出てきた。

おばあさんが育ててお姐さまが作った菊の花のポン酢和えは、お花の香りがして美味しかった。

ここで出される食事やおつまみたちは店のすぐ目の前の野菜売りのおばあちゃんたちから買っているらしい。人柄も合間ってとても美味しい。

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こういう豊かな時間が愛しい。

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そうそうここで出会った「鶴齢(かくれい)」というお酒は本当に美味しかった。

フルーティーで香り高く、喉が焼け付くことも舌の上でしつこくまとわりつくこともなく、でも鼻の辺りに余韻は残る。うーむ、語彙が限界。

とにかく美味しかったのでオススメする。

 

そしてそして。

2階にはなんとスタジオがあり、花魁撮影ができるのだとか。なんてコスプレに優しい町。

 

www.instagram.com

なぜ花魁なのかというと、ここから北に登っていったところにある本町14番町のあたりは、昔は花街として賑わっていたからなのだという。 

もうほとんど当時の建物は残っていないが、一軒だけ、きちんと当時の姿を残す建物があった。

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この左の建物がそう。あのガラス窓から馴染みのお客をお見送りしていたんだろうか。

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中を特別に見学させていただいたのだが、なんと木の冷蔵庫を発見。

上段に氷を入れて、その冷気で下段を冷やす仕組みのやーつ。

他にも壊れかけの古いラジオや火鉢など、こういうのが好きな人にはたまらんお宝がそこかしこに無造作に置いてある。

ちなみにここも、1日500円で撮影に使わせてもらえるそう。ポートレート写真を撮るのにぴったり。

 

さて、名残惜しい別れの後はここから5分くらいのところにある日本海へ。

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玉ねぎが落ちとった・・・!!

 

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駅のお土産屋さんの一角。日本酒のワンカップがこんなに並ぶと圧巻。

可愛いパッケージが多くて困る。

 

愛媛からの行き方 

東京経由

愛媛⇨Jetstar⇨東京⇨新幹線⇨新潟 

Jetstar(愛媛⇨東京):約2時間。土日祝はだいたい8000円くらい。平日は5000円くらい。成田から東京まで京成バスで約1時間1000円。

新幹線(東京⇨新潟):約2時間で1万円

計:約1万6000円〜1万9000円

 

大阪で乗り換え 

愛媛⇨ANA⇨大阪(乗り換え)⇨新潟

約2時間30分 2ヶ月前にとれば、2万6000円くらい

※時間や値段はチケットやチケットを取る時期による

 

新潟旅 TIPS

小さな街なので、新幹線の止まる新潟駅から日本海まで自転車で巡ることができる。

駅周辺のビルが立ち並ぶエリアと、昔ながらの商店街が残るエリアがすぐ近くに共存している。

新潟市内には信濃川が横たわっており、その堂々たる様には歌でも歌いたくなる。

冬でなければレンタサイクルをして風景を楽しむとよいのではないだろうか。

レンタサイクル

市内に複数あるレンタサイクルステーションのどこに乗り捨ててもOK。

放置自転車を修理してレンタサイクルとして再利用しているという素敵な取り組み。

ボランティアさんたちの運営で成り立っている。

 

会員カード発行料:200円(身分証明書の提示が必要)

基本料金:3時間まで 100円/1時間

追加料金:100円/1時間

にいがたレンタサイクル

 

魂削って、いい旅ができた。

お題「もう一度行きたい場所」

寄席を主催したらオフ会になった

 

徐々に寒くなっているとはいえ、もう、12月もまじかだというのに

こんなぬるい感じでいいんでしょうか?

緊張感を取り戻せない毎日がつづいてます、トカイ子です。

 

最近、2か月くらい仕事のイベントで知り合った方と

お笑いライブを開催した。

イベントなんて、一か月前くらいから告知をしないといけないと

思うんですが、そんな余裕はない。

場所は会社から、歩いて5分くらいのシェアオフィス

なんと、一人500円で最低三時間貸し切れる。時間貸しではないのである。

後ろに予約がなければそのままつかっていい。

24時間貸切ることもできる上に、コーヒーのサービスまでついている。

 

heyevent.com

 

ちなみに支払いはお部屋の中にある貯金箱にちゃりーん。

 

ビルのオーナーさんが私が昨年度参加していた講座の一期生、ということで、

随分親切にしていただいた。ありがたい。

 

一緒に主催した方が大変に顔の広い方で、

当日は、プロの漫才師も含め9組もの方が参加してくださった。

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(ばたばた作った当日パンフ)

 

本当は新ネタをおろしたかった。

が。このポンコツにはそんな器用なまねはできません。

昔からの持ちネタ、「阿弥陀池」をかけた。

練習不足がばれたくなくていつもの1.2倍くらいの速さになった

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(手作り感あふれる高座)

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当日のおきものはこちらでした。

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帯があればこっちの着物がきたかったなあ。もう少し、時間に余裕ができたら

着物をたくさんきたい。

 

今回は本当に宣伝の時間がなかったから、とにかく身内をよびまくった。

でも、東京にはまだまだお友達が少なくて、

ネットの海でひろった宝物に声をかけたら、結構きてくれた。

初めて会う人の方が多いくらいだったし、これだけ一度にネットの友人を

集めたのは初めてだったし、いろんな方面に猫かぶっていたりするので、

大いなるかけだった。

なんか、うち一人は彼女連れてきた。おい。

なんでもいいから、人をあつめようとおもうと、ネットの海を

泳げるのは強かったりする。

 

自分でイベントをやるのはこうばたばたしてしまうのだけれど

お客さんのためを思ってできるのは本当に楽しい。

値段以上の満足度を持って帰ってもらいたい。

いいもの見たなあ、いいのかなあという思いを共有できるのが

主催者のだいごみ。

 

久々にすぎた青春の日々の風を感じた数時間

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(写真はただ貼りたかっただけ)

 



 
 

まだ間に合う!気軽に訪れられる愛媛県松山市内の紅葉スポット

年を重ねるごとに怖いものと羞恥心がなくなってゆく。

どうも、独身アラサー彼氏ナシ・イナカ子です。

 

昨日、松山城の麓にある二の丸庭園がライトアップイベントをやっていたので大勢のカップルが湧いている中一人で涙ぐみながら行って来たよ。

 

https://www.instagram.com/p/BqVJVm8gF0o/

アラサー独身女、ひとりで行く#matsuyamacastle #redleaves #autumn #二の丸光の庭園 #紅葉狩り #ライトアップ

 

紅葉が絶賛見頃。

さすがみかん王国。庭園内には紅葉の他に、柑橘の木がたくさん植わっていた。

11月23日(金)・24日(土)・25日(日)までやっているらしい。

 

ライトアップ詳細 時 間:17:00~21:00(札止め20:30) 
※二之丸専用駐車場は21:00まで駐車可
入園料:大人200円 小人100円
場 所:松山城二之丸史跡庭園内

www.matsuyamajo.jp

 

お茶室も解放されている。

少し奥まったところに水琴窟も見つけた。

水が少しずつ垂れるようになっているのだが、実はそのすぐ下に空洞が仕込んであり、キラキラ〜〜と音がする仕組み。

https://www.instagram.com/p/BqVLlcqA70K/

#松山城二の丸庭園 #水琴窟 #matsuyamacastle #suikinkutsu

 

ここもいわゆる「恋人の聖地」というやつになっている。

最近あちこちに聖地増えすぎて私のような邪心にまみれた独身アラサーの生息地を侵していると思います。

こっちが先住民やぞ。

 

すぐ隣には愛媛県美術館もあるので、昼間はちょっと知的な俺/アタシを演じつつ、もみじ狩りの後は繁華街の方で夜狩りを楽しんだらいいのではないだろうか。

www.ehime-art.jp

 

この二の丸庭園は平成4年5月2日に3年の歳月をかけて再現されたもの。

でも当時の資料があまり残っておらず、難航したとか。

 

二の丸庭園の前には城山公園がある。確か昔は競輪場だった気がする。

今やここも恋人だらけや・・・

ベンチがあちこちに設置してあるので、コンビニで暖かいコーヒーでも買って寒いねーとか言いながら飲んだらええわ。

ただし12時くらいになると警備員のおっちゃんが見回りにくるのでそれまでには繁華街に消えるのが◎

 

松山市もそろそろ晩秋というやつ。

 

あ、トカイ子とイナカ子のインスタアカウントができました。

田舎や都会をばしばしあげていく・・・予定。

www.instagram.com

 

お題「ちょっとした贅沢」