ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

西日本一高い紅葉スポット石鎚山頂で笛を吹く

今週のお題「紅葉」

 

体力削って精神力チャージ。どうも、イナカ子です。

2週間ほど前、石鎚山に登った。

石鎚山山頂

石鎚山山頂

石鎚山は西日本最高峰の山だ。とはいえ、2,000mない。

長野の錚々たる山たちが聞けば、お子様が強がっちゃってと鼻で笑うかもしれないがとりあえず愛媛県民的には高い山。

「土小屋コース」、途中までロープウェイで登れる「成就社コース」、この2つが初心者向けの主なルートではないだろうか。

www.iyokannet.jp

 

ナビに土小屋と入れたつもりが着いてみたらロープウェイ乗り場だったのでそっちから出発。

ロープウェイで1,300mくらいは軽々と登っちゃう。なんだ楽勝かよ。

 

と思ってはいけない。

 

ロープウェイのその先は土小屋コースよりもキツい。初心者ども覚悟せよ。

 

石鎚山ロープウェイ往復料金:1950円(小学生以下980円)
乗車時間:約10分
運行時間:20分ごと(臨時便は10分ごと)※シーズンにより異なる
公式HP:http://www.ishizuchi.com/

 

このロープウェイわたしの時給より高いわ。

 

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ロープウェイを降りたらもうこんな感じ。

ここから2時間半で頂上に行けるらしい。

 

ロープウェイ降り場から20分ほど歩くと成就社が現れる。

石鎚山は霊山だ。登山口もうやうやしい。

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ここからしばらくは下り坂が続く。

下って下ってからの登りなので心を強くもつように。

 

石鎚山といえば鎖場。

この成就社コース、全部で三つの鎖場が登場する。

見ての通り、岩に鎖が取り付けてあるところを垂直に近い角度で登って行くのだが、アスレチックに群がる5歳児の方がよっぽどうまい。

そう、私はアラサー。

足元も言葉もおぼつかないアラサー。

 

 

鎖場

鎖場

 

あとで見つかる迂回路。

まあいいせっかくなので鎖をぜひとも堪能してくれ、修行なのだから。

 

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まだ?どこ?まだ?を繰り返し、

やっと頂上へ!

 

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ついたー!!!なんでだろう?2時間半の道のりに4時間もかけたよ!!!

ここで用意していたお湯でドリップコーヒー。

最!!!高!!!

 

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売店に行けばカップラーメンとお湯が買える。そちらもとてつもなくうまい。

そして笛を取り出し・・・

山上のリコーダー吹き

吹く!

 

人生の辛みは笛の音とともに山に捨てましょう。

お参りを済ませ、御朱印帳に御朱印をいただいて下山。

ロープウェイの最終便はこの日、18時。あまりゆっくりもしていられないので少しいそぐ。

 

下山後はもちろん温泉。絶対温泉。

今回は湯之谷温泉という温泉に向かう。

源泉かけ流し。建物は新しく綺麗なのだがその歴史は実は深く、西暦600年代に遡るとか。しかも薪で炊いているというこだわり。

「療養泉」の認定を受けているので登山後にもぴったり。

 

湯之谷温泉

営業時間:【春夏】8時30分~22時(21時30分札止め

     【秋冬】8時30分~21時30分(21時札止め

入浴料:大人400円、小学生150円、幼児60円

アメニティ:なし(シャンプー・リンス・ボディソープもない)

公式HP:http://yunotani.cside.com/

効能:美肌・神経痛・腰痛・肩こり・リュウマチ冷え性・関節痛・うちみ・痔疾・疲労回復・病後回復・健康増進、など

イナカ子はさらに無印のマッサージオイル・ラベンダーも持参。

風呂上がりに疲れきった足を揉みほぐすため。

美人ドライバーの肩を揉むため。

天才かよ

 

絶対持って行くもの
  • ドリップコーヒー&お湯
  • 御朱印
  • 温泉セット
  • お弁当
  • マッサージオイル

 

石鎚山のお楽しみ情報

www.ishizuchi.com

今年は例年よりも紅葉が早かったそう。

とはいえ、高い山なので、上から下のどこかでは紅葉が見られる。

イナカ子が登った際も、まだ紅葉は見頃だった。

 

ちなみにこれからの季節におすすめなのはこのイベント。

www.ishizuchi.com

 

頂上には山小屋もあり、1泊2食5,500円と、良心的な価格設定。

同窓会なんかにぴったり。

ishizuchisan.jp

 

霊山としての石鎚山

石鎚山は1300年以上前に開山され、成就社は奈良時代中期に創立されたと言われている。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の第2子にあたる、石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)が祀られており、家内安全・厄除開運・当病平癒の神として多く人々に親しまれている。
石鎚山の鎖は江戸時代に付け替えられたという記録が残っていることから、それより前から存在していたことが伺える。 

日本百名山日本百景、日本七霊山のひとつでもある。

 

愛媛の取り柄は紅葉スポットくらいしかない

このイナカの数少ない取り柄・・・ 

tsumehaya.hateblo.jp

 

 

 

ブラジリアンワックスしたら天使のお股を手に入れた

イナカ子です。

 

先日、低コストで涼しく快適な股を過ごす方法という記事を書いたけれど、

今回新たに「ブラジリアンワックスVIO」を手に入れたのでレポートしようと思う。

 

tsumehaya.hateblo.jp

 

今回お邪魔したのは、美人で面白いオネーサンが評判の、Juniperというお店。

場所は花園町の大通り沿いで、とんかつパフェでおなじみの清まるの上にある。

juniper-salon.com

 

まず初めての場合は色々と問診票みたいな書類に記入していく。

持病はないですか?妊娠していないですか?等々。

 

次に、パンツを脱ぎ、ベッドに仰向けになってお股のところにタオルをかけて待つ。

するとお姉さんが温めたワックスとともにやって来て、おもむろにすぱーん!とタオルを剥がす。

 

あれまー!!

 

ワックスを股に塗り、上から紙をかぶせると一瞬で固まる。そこをベリィッッ‼︎

小鼻パックみたいに一気にやるのかと思ってた。違った。ちょっとずつやる。

前部分が痛いです。とても。

少しずつ剥いでいくので、その度に「痛い!」「うわぁ!」と音が出た。

終わった後は背中にびっしょり汗をかいていた。痩せるわ。

後からドMの友人に聞いたら快感だと申していたので、痛さに関しては性癖によると思う。

 

さあ、前が終わったら今度は裏。

バラの花びらをオネーサンがめくっていく。

結構熱いけど、内陸の方にいけばいくほど、皮膚が鈍くなるようだ。あまり痛みを感じない。

裏が終わったら今度は後ろ。

後ろといえばイナカ子、この夏に後ろを患ったばかりだ。

 

tsumehaya.hateblo.jp

恥じらいなどとうに捨て去ったイナカ子、流石に心の中で平謝る。

でもね、患いの後遺症、目にするのはあなたが初めてですオネーサン・・・!

どうか誇りに思って・・・!

 

このあたりになるともう全く辛くない痛み。

かくして、トータル1時間にも及ぶブラジリアンワックス体験を終えた。

さてこのあたりで、ブラジリアンワックスをする前の注意点を書いておきます

  1. 毛は最低1cmくらいは生やしておく
  2. お風呂に入っておく
  3. 痛い&熱いことへの覚悟を準備
  4. 時間のあるときに行く
  5. 施術後24時間以内の激しい運動はだめ
  6. 施術後3日間は海水浴、温泉など禁止

そう、「激しい運動」って何だろうね。

 

ブラジリアンワックスの成分ははちみつがベース。

角質除去にもひと役買うらしい。確かにワックス後はツルツルになった。

毛をなくすと、下からホクロが出てきた。

ああそんなのもあったわと、遠い小学生の頃の純粋な私が股に宿った気分になる。

神々しくて、こんなものを振り回して遊ぶことなどできない。まるで天使の股のようだった。

 

今日ふと見たら、飲み会で出会った小武くんの夕方のアゴみたいになってた。f:id:tsumehaya:20181107001130j:plain

たまには文化的な人間生活を

東山魁夷の美術展に行ってきた。たまには文化的な人間生活を。

どうも、イナカ子です。

土曜日がやっと休みだったので、美術展などに赴いてみた。

www.ehime-art.jp

 

交流があったという川端康成東山魁夷の作品と美術コレクションを巡る展示だ。

そこで拾ってきた言葉たち。

 

絵になる場所を探すという気持ちを捨てて、ただ無心に眺めていると、
相手の自然の方から、私を描いてくれと
囁きかけているように感じる風景に出会う。
その、なんでもない一情景が
私の心を捉え、私の足を止めさせ、
私のスケッチブックを開かせるのである。

東山魁夷

 

はっとさせられる。

「こういう図」というのが頭にあって、それに当てはまる風景や音を探したところで、

それは自分の内側と会話をしているだけであって、外界との会話ではない。

 

いいものに出会うと自分の命を拾った思ひがある。

川端康成

 

いのちをあまりにもどうでもいいことに削っている昨今。

今日一日、私は一体何に対して命を削ったのだろう。

削るためにあるわけじゃないぞ、私のいのち。

 

いやしかし、川端康成が恋人にこっぴどく振られた手紙とか、

太宰治芥川賞を逃し、審査員の川端康成

「お願いだよ〜僕にも賞くれよ〜〜今までのはいいから、最後の作品だけは、ね、ね、お願い!おかんにもいい思いさせたいんだよわかってくれるだろ?」

みたいな内容の手紙を宛てたのとかが公開されているのだが、

まさか本人たちも、死んでからこんな風に晒されるとは思っていまい。

SNS大時代より怖いよ。

 

小田深山の紅葉

と、言いつつ絵になる場所を探してiPhoneで撮った写真

 

小田深山の紅葉踏み分け鳴く鹿はいなかったが独身アラサーは泣いていた。

今週のお題「リラックス」

 

体力を削ってリラックス。

どうも、イナカ子です。

 

愛媛県松山市内から車で1時間半ほどかけて、内子町の小田深山というところに行ってきた。

小田深山の紅葉

小田深山の紅葉


ここは四国でも有名な紅葉スポット(らしい)

水が深い青で、とても綺麗。この安芸貞渕には竜が住むと伝えられる。
今年は紅葉が早いのか、今日の時点ですでに散りかけだった。

到着が遅れて16時くらいになってしまったのだが、時間のせいか、かえって周りに人が少なく、水音が静かに耳に届いた。

安芸貞渕
安芸貞渕
安芸貞渕

 

で、

歌いたくなっちゃった。

自然カラオケしたくなっちゃった。

というわけでもののけ姫を独唱していたら、背後を若いカップルが苦笑いで通り抜けて行きました。

夕暮れ

夕暮れ

日が暮れると途端に運転が怖くなる系の道。
今日は写真日和でした。晴れたし、触ったことのない手巻きのフィルムカメラをカメラ屋さんが貸してくれたのだ。

そしてここで事件が起こる。

 

この美しい夕焼けを私は、きちんと捕まえておこうとフィルムを巻いた。

何枚も撮り、次のフィルムに取り替えた。

くるくると取っ手を回して取り出しぐちを開けたとき、

そこにはたるんと横たわるフィルムがあった。

 

・・・巻けてないじゃんフィルム・・・!!!

 

フィルムを見事、全てダメにしてしまったのだった。

泣いちゃう。

 

 

小田深山を楽しむためのポイント

  • 足元が悪いので、動きやすい格好で行く
  • トイレは少なく、ボットン便所なので下界でなるべく済ませてから上がる
  • 歌声は控えめに
  • 熱いコーヒーとチョコレートがあれば昇天

 

松山市内からの行き方

松山市内からだと砥部を通り、広田村経由で行くのがいい。

なぜかカーナビに340号線を回り込むルートを案内されたのだが、道が狭いしめっちゃ遠い。

駐車場は何箇所かある。紅葉シーズンに合わせて臨時駐車場もできていた。

 紅葉マップはここ↓から入手

www.we-love-uchiko.jp

 

寄り道するなら砥部町

松山市内から小田深山に向かう途中に、砥部町という焼き物の里がある。

砥部焼祭り

砥部焼祭り

たまに砥部焼祭りがあって、作家さんから直接購入することができる。

いやしかし、器萌え/////

白い磁器と紺の柄が可愛いです。

砥部焼は昔漁師さんが船の上で落としても割れないように作られたとかなんとかいう話があって、とても丈夫にできている。

ちょっと重いけど、重さごと愛して。

 

次は石鎚山について

 

tsumehaya.hateblo.jp

 

愛とは洗脳である。

愛とは洗脳である

イナカ子は、愛とは自分への洗脳であると思っている。

これをわたしの愛しい人とする、と定め、そうなるよう組み立てるのである。

どこかから泉のようにとめどなく湧き出るものでも、天使が運んでくるものでもない。

 

愛の入り口にあるのが恋である。

緩やかなもの、激しいものあれど、せいぜい数年で終わる。

恋は単なる刺激物である。

大体はこれを愛と錯覚し、勝手に溢れ出る何かと勘違いし、終わっていく。

 

さて、愛とは洗脳である。

ここで、わたしは「恋人は冷蔵庫」説を唱えたいと思う。

あちらこちらに売り出してある冷蔵庫、だが中身は購入後開けてみないと分からない。

開けてみると大根一本しかないものもあれば、肉、魚、野菜、飲み物がバランスよく入っているものもある。

一度購入したら、そこにある食材でどうにかおいしいものを作るしかないのである。

視界の端に見える金ピカの冷蔵庫、新しそう。欲しい。

向こうの冷蔵庫、どうやらカラスミが入っていたようだ、欲しい。

 

そうやって端から開けていく楽しみもあろう。

ハズレを引いたら捨て置いて次の冷蔵庫を開ける。

選び、試してはまた選ぶ。

満足はしないがこれはこれで楽しいのである。

 

さて、それに飽きてくると今度はそろそろ満足したくなる。

選ぶことに疲れてもくる。

愛、というものに憧れてくる。

そこで、初めて手の中の大根に目を落とす。

冷蔵庫にはこれしか入っていなかったけれど、アレンジを加えてどうにかバラエティー豊かに食べられないか。

いや待て、振りかざせば武器にもなるな。

高さ的に、枕にちょうどいいかもしれん。

 

こうやって、「これが私の唯一の冷蔵庫だ」と、自分を洗脳する作業

これを愛と呼ぶ。

久々に高座にあがった件について

 

最近、落語をする機会に恵まれている。

会に所属できた。所属できる、ということはとてもうれしい。

こうありたい自分、というものを形作くろうとおもったら、

そうなりたいという自分に近い人たちと絡むのが一番よいとおもう。

遠い未来の人物像と近い未来の人物像がいると成長できるらしい。

所属とは、成長に必要だ。

 

さて、今回する落語はいつもと勝手がちがった。

自分の好きなネタではなく、啓発落語という、原稿があって、それを

やらなければならないというもの。題材は架空請求

 

なっかなか頭にネタははいらない。私はいつも、音声で落語を覚える。

何度も何度も飽きるまで聞いて、頭の中で再生できるようになるまで聞いて

そして、それを先ずなぞり、自分がやりやすいように変えていく。

ところが、今回は、先導となる音声がない。

自分でしないといけない。初めてのこころみで、なかなかなネタが自分の

ものにならなかった。頭の中のキャラクター達が動かない。

結局、ちょっと不安なまま当日を迎えた。

 

でも、失敗も含めて成功にしてみせる。

顔をあげて第一声を放つときのあの心地よさは何なのだろうな。

本当に、本当に楽しい。とても自由になれる。ずっと、自由だ。

私の好きにしていい。私のしたいことをしていい。私の見てほしいを

すきなだけ表現できる。この高座にいるあいだは、

わたし、でなくていい。

はいっていないネタでも、あまり面白くなくても。

それでも、多分、めちゃめちゃ気持ちいのだ。

 

声が空気を揺らしている感じが伝わってくる。

音は振動なんだな。いま、知らない誰かの中に私のつくった振動が

はいっていってるんだな。という謎の嬉しさ。

・・・・・気持ち悪いくらい、嬉しいのだ。

 

人の前にたてる、あの空間が私は本当に大好きだ。

僕の後ろに道はできる 僕の前に道はない

 

なかなか体調が戻らず、でも、よく考えたら

毎日どっか体調不良なわけで、これが体調不良だなってわかる程度には

元気な時があったらならまあ、いいか、という気持ちになった。

どうも、とかい子です。

 

ばたばたとした引っ越しから、はや一か月がすぎ、

近くの昭和レトロな銭湯や、細い幅員の商店街になじんできたこの頃

そろそろ、ちゃんと収納グッズを買わなければ。

服がぐちゃあとなっている。

 

さて、最近、大学院の友人にあった。

友人といってもまともに話したことがあるのは3回程度で

二人でご飯を食べたのは、初めてだったりする。

バックグラウンドをあんまり知らないんだけれども、

お互いのことをしるよりも、なんというか、議論だったり

思想のすり合わせをするのが楽しいタイプだから結局彼がなぜ、

今の道を選んだのか、どんなものが好きなのかとか、そういうことは

よくわからない。なんだったら出身とか知らない。

 

彼は、私が高校時代を過ごしたまちの近くで地域おこし協力隊をしている。

そこで文化活動にかかわりながら、アートを基軸としたまちづくりの

あり方を模索している。現在は、ホールの広報の業務をメインとしている

らしい。とかい子といなか子の共通の友人。

 

東京の街はどんなまち?

ひとりひとりがこうあってほしい、を詰め込んだまち。アイドルだね。

 

文化とはなに?

枠組み。

 

豊かに生きるためには?

複数の立場と、複数のコミュニティに所属すること。

 

今の仕事での課題は?

まだ、それがわかるほどではないなあ。

 

研究者に未練はない?

学会にはまだ所属しているし、発表をする場もある。

ただ一つ言えるのは、自分がよき研究者には向いていないということ。

 

こう思い返すと、聞いてみたかったことはもっとある。

大学院に行ってよかったとおもうこと、今の自分の強みにしたいこと、

これから先やってみたいこと、もうしたくないこと。

 

デザインってなんやろ?

デザイナーとは、ただきれいに見せるのではなくて、以下に物事の

つながりを理解してもらうか、だと思っている。

だから、デザインとはめちゃくちゃロジカルな世界だ。

こことここのつながり、どこを抑えるから、ここがたつ。

ただ、こういうのを一つ一つ考えているかというと、たぶん、

ちょっと違うんだろうなあ。

 

なにのむ?

明日しごとだからねー私は一杯だけ。

 

日本酒多いなあ。

あ、ゆきのほうしゃ、おすすめ!

 

場所は目黒の権之助坂中腹にある居酒屋さん。

 

さけとさかな 権之助FLAT
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-6-13
4,000円(平均)

r.gnavi.co.jp

 

頼んだ日本酒が、どうも一合分取れなかったらしく、これはサービスです、と

ごちそうしてくれた。

また、頼んだつまみが少し時間がかかってしまうとのことで、

お待たせしてすみません、これ、サービスです、と別の小皿を持ってきてくれた。

サービスが良すぎて不安になる。これはあれだな、「健全な負債感」。

自分が価値以上のものを受け取っている、という感覚。これは、とても

非資本主義的でとても好きな感覚だ。過剰サービスではない。

こんなに良くしてもらっていいのかな、という感じ。

お店に利益をだしてもらいたいな、と望む感じ。

 

この前指定管理のプロポ出したんだけど、ダメやったな

随契が前提のプロポは難しいよ。多分、仕様書が既に相手に強みになるように

なってると思う。

まじか!?そうかあ、そういうところから戦わないといかんのかあ。

 

きっといろいろ話せば出てくるんだろう。

こういう理屈だらけで、具体化が少ない会話は嫌いではない。

 

公共ってなに?

共は「私と私」の間に存在していたもの。

それを公がサービスとして提供してしまった。

それが公共。そして、生き方のコンビニ化が進んだんだと思う。

それはそれで豊かだけど、明らかな格差を生んだ。

これからは、自分たちの生活に「共」をどう取り戻していくか、だよね。

 

イナカの醍醐味?

旬の野菜なんかもらい放題!カボスあまりまくり笑

 

いいなあ、私も欲しい。

 

そうだね、そうかな、そうかも、そうなんやあ。

終電を気にしつつふけた目黒の夜。

 

次に合うのは、果たして何年後か。

それでもまた、きっと似たような時間が流れるんだろう。