ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

僕の後ろに道はできる 僕の前に道はない

 

なかなか体調が戻らず、でも、よく考えたら

毎日どっか体調不良なわけで、これが体調不良だなってわかる程度には

元気な時があったらならまあ、いいか、という気持ちになった。

どうも、とかい子です。

 

ばたばたとした引っ越しから、はや一か月がすぎ、

近くの昭和レトロな銭湯や、細い幅員の商店街になじんできたこの頃

そろそろ、ちゃんと収納グッズを買わなければ。

服がぐちゃあとなっている。

 

さて、最近、大学院の友人にあった。

友人といってもまともに話したことがあるのは3回程度で

二人でご飯を食べたのは、初めてだったりする。

バックグラウンドをあんまり知らないんだけれども、

お互いのことをしるよりも、なんというか、議論だったり

思想のすり合わせをするのが楽しいタイプだから結局彼がなぜ、

今の道を選んだのか、どんなものが好きなのかとか、そういうことは

よくわからない。なんだったら出身とか知らない。

 

彼は、私が高校時代を過ごしたまちの近くで地域おこし協力隊をしている。

そこで文化活動にかかわりながら、アートを基軸としたまちづくりの

あり方を模索している。現在は、ホールの広報の業務をメインとしている

らしい。とかい子といなか子の共通の友人。

 

東京の街はどんなまち?

ひとりひとりがこうあってほしい、を詰め込んだまち。アイドルだね。

 

文化とはなに?

枠組み。

 

豊かに生きるためには?

複数の立場と、複数のコミュニティに所属すること。

 

今の仕事での課題は?

まだ、それがわかるほどではないなあ。

 

研究者に未練はない?

学会にはまだ所属しているし、発表をする場もある。

ただ一つ言えるのは、自分がよき研究者には向いていないということ。

 

こう思い返すと、聞いてみたかったことはもっとある。

大学院に行ってよかったとおもうこと、今の自分の強みにしたいこと、

これから先やってみたいこと、もうしたくないこと。

 

デザインってなんやろ?

デザイナーとは、ただきれいに見せるのではなくて、以下に物事の

つながりを理解してもらうか、だと思っている。

だから、デザインとはめちゃくちゃロジカルな世界だ。

こことここのつながり、どこを抑えるから、ここがたつ。

ただ、こういうのを一つ一つ考えているかというと、たぶん、

ちょっと違うんだろうなあ。

 

なにのむ?

明日しごとだからねー私は一杯だけ。

 

日本酒多いなあ。

あ、ゆきのほうしゃ、おすすめ!

 

場所は目黒の権之助坂中腹にある居酒屋さん。

 

さけとさかな 権之助FLAT
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-6-13
4,000円(平均)

r.gnavi.co.jp

 

頼んだ日本酒が、どうも一合分取れなかったらしく、これはサービスです、と

ごちそうしてくれた。

また、頼んだつまみが少し時間がかかってしまうとのことで、

お待たせしてすみません、これ、サービスです、と別の小皿を持ってきてくれた。

サービスが良すぎて不安になる。これはあれだな、「健全な負債感」。

自分が価値以上のものを受け取っている、という感覚。これは、とても

非資本主義的でとても好きな感覚だ。過剰サービスではない。

こんなに良くしてもらっていいのかな、という感じ。

お店に利益をだしてもらいたいな、と望む感じ。

 

この前指定管理のプロポ出したんだけど、ダメやったな

随契が前提のプロポは難しいよ。多分、仕様書が既に相手に強みになるように

なってると思う。

まじか!?そうかあ、そういうところから戦わないといかんのかあ。

 

きっといろいろ話せば出てくるんだろう。

こういう理屈だらけで、具体化が少ない会話は嫌いではない。

 

公共ってなに?

共は「私と私」の間に存在していたもの。

それを公がサービスとして提供してしまった。

それが公共。そして、生き方のコンビニ化が進んだんだと思う。

それはそれで豊かだけど、明らかな格差を生んだ。

これからは、自分たちの生活に「共」をどう取り戻していくか、だよね。

 

イナカの醍醐味?

旬の野菜なんかもらい放題!カボスあまりまくり笑

 

いいなあ、私も欲しい。

 

そうだね、そうかな、そうかも、そうなんやあ。

終電を気にしつつふけた目黒の夜。

 

次に合うのは、果たして何年後か。

それでもまた、きっと似たような時間が流れるんだろう。