長めの袖は役に立つ ~新潟旅 とかい子ver~
いなか子と有給とって日帰り旅行にいってきた。
いなか子とは、大学院の時からの付き合いだから、
4年ほど仲良くしてもらってるのだけれど、
どうにも私達はスタンドプレーがすきで、どっちもスナフキンタイプ。
帰る場所さえ決まっていれば、後は、お互い何とかやるだろう、
次にお互いが帰ってきたときに、一緒に盛り上がれるネタを探しておこう!
ということで、1人でふらふらする。
一緒に住んでた時は、一緒に外食をする機会も多かったものの、
それ以前は、授業終わりに少し話すくらいだった。
というわけで、一緒にまともに遠出をしたのは今回が初めて。
・・・・・・・前置きながくなったけど、本題に入ろう。
いなか子は前日から新潟に入りしていたけれど、私は
その日寄席をしていたので、翌日の朝に落ち合うことに。
往復新幹線でもいいのだが、どうせ現地についてもお店もあいてないだろうし、
ビジネスホテルに泊まるなんてつまらないから、久々に夜行バスで移動することに。
夜行バスは、マイナーな地域あるいは主要都市間の便は、
直前にとったほうがいい。直前割りというのがあって、30%程度の割引がある。
ネットでとれる場合もあるが、電話の方が確実。
マイナー地域は金曜日とか、日曜日を外せばそうそう売り切れることはないし、
主要都市間は、金曜の夜や連休前には本数を増やしていることが多いので
わりととりやすかったりする。
というわで、片道3000円の夜行バス。
アミ―号・・・・・ね。ま、いいけどね。
というわけで、朝6時に新潟駅に到着した。
当然、ひっとこ一人いないが、とかい子は、この新潟駅を実は何気に楽しみにしていた。
日本酒をいくらでも試飲できる、なんか、やたら面白そうな空間がある所。
100種類以上の日本酒が1000円で5種類試飲できる。
1000円を払うと、5枚のコインがもらえる。いわゆるゲーセン形式。
コインを入れてボタンをおすと、適度にお酒が注がれるという仕組み。
で、気に入ったらすぐ、その場で買える。とかい子、左の写真のお酒をかいました。
かき、食べれんけどね。あんま好きじゃないし。
後は、イナカ子と通ったルートは全部同じ。
袖ふりあうも多少の縁、というけれど、多分、二人とも振袖よりも袖が長いからあちらこちらにぶつかって、たくさんのものを袖にいれていただきました。
各々大事にもらったものを抱えて、それぞれのバトル場へ戻りました。
絶妙にえろくとれてる気がするイナカ子。
絶妙なジブリ感がたまらない空き家
紅葉もきれいでした。
こちらは、かきのもと、という食用菊の酢の物。
たくさん買ったので、茹ででそうめんにあえて食べてみた。
食感はちょっと、海藻に似ている。
かきのもとを教えてくれたのはこちらのカフェの方。とても素敵なおばさんでした。
「何か縁があったのよ。必ずね。」とほほ笑んでいただいて。
出会うべき時にであう。一瞬遅からず、一瞬早からず、ね。
さて、また、袖振り回して生きていくとしますかね。