ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

長めの袖は役に立つ~福岡里帰り編~

 

連日投稿ができるような穏やかな日々も終り。

もう、日常に戻れる気がしない。

たった1週間休んでもこうなのだから、学生の夏休みってすごいね。

1か月以上もありましたけども、それでも足りなかった。

それだけ、なにかしよう!にあふれていたわけで。

定期的にこういう大きめのお休みがあると確かに

スキルアップしようと言う気になる。たまにしかないとまじで

一日寝てる。無意味な時間しか流れない。反省の極み。

どうもとかいこです。

さて、里帰り編。

 

とかい子の実家は大変にいなか。この時期でもストーブ付けるくらい寒い。

母と父と、弟と妹。それから、親戚一同も集まって総出で大売り出しを手伝うのが

GWのつとめ。

今年はそうそうに都会に戻ってきてしまったが。

飛行機の関係で、市内に住む大学時代の友人の家に一泊させてもらった。

しかも、なんだったら迎えに来てもらった。

別になんという仲でもないのだが、男友達というやつで。

ただ、お互いにとまったりとまらなかったりするような仲ではある。

もし、なんかおこったらその時はお互いどうしようもなくなっているという

事だがから、翌日に籍を入れて病院行って弁護士行って遺書書こう、という

話をしている。そういう仲。

 

この年になると、結婚しないの?と言われる。

そういった状況で男友達を連れていったものだから、まーややこしかった。

今度、この男友達を中学校の時からの同級生に紹介しよう。

周りが幸せになってくれうのは多いに喜ばしい。

もうね、会うたび会うたび、どの友達にあっても、大体一瞬は、

この話をする。結婚ってもうしんどいね、この響き。

家族制度、たいへんすぎやろ。

 

そして、この仲がいいだけの何でもない男友達に無事に福岡市に送ってもらい。

とくにすることもないのでその場で解散し、各々お腹がすいたら集合しよう

という感じ。

どこいこかねーということで、福岡市内で最もふるい映画館へ。

時間つぶしに映画を見ることができるようになったのは大変に

大人になったなあと思うことの1つ。ということで、ここ。

 

www.nakasu-taiyo.co.jp

 

戦後間もなくの中州に建てられた映画館。チケットも手売りで、

なんと、全席自由。スクリーンは4つあって、一番大きなスクリーンは

304席もあるそうで、フランス製の椅子も使っているそうで。

なんせ、いつ集合するかもわからんからあんまり長い映画も見れないが

そんなにちょうどの時間帯の映画もなく。

 

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雰囲気あるでしょ?

んでもって、見た映画がこれ。

 

bkm-movie.jp

 

初の黒人警官についての実話に基づいた映画で、差別に対する両方の視点から

えがかれている。正義はどこにあるのか、現代の流れまでも書きこんだ

考察をたくさんするような映画である。

あ、スカッとはしない。もやっとします。

あんまり考察とか得意ではないので、深くはかけないけども。

 

見終わって、友人と合流し、ご飯を食べ、友達の家に上がりこむ。

意外と身長180もあったことを知ったり。転職に悩んでいることを聞いたり。

弟くんの話とかご家族の話とか、振られた話とか。

だーらだらしゃべりながら眠りにつき。

 

中学の友達を紹介する約束を再度して、解散しました。

はたから見れば独身男性の家に泊まるなんて、ということなんだろうなあ。

このあたりが難しい。男性だから、女性だからでまた人間関係が

狭められるのはなあ・・・・。

 

今回もおちなし。

長めの袖は役に立つ~大阪・福山市編②~

1人で正しくいきていくことは難しい。

自分で自分をきちんと管理できないので、

できれば同居人が欲しい。

他人なしには自己を認識できない、生命とはかくもやっかいなものだ。

さて、GW回顧録その2

 

とかい子は基本旅行プランを立てない。

行きたい場所を二カ所くらい決めてあとは、その道中で

気になったものを見ていくスタイル。

とくに神社とかお寺とかは、行き当たりばったりの出会いがいちばんいい。

福山市は、徳川家康のいとこに当たる人が開拓した土地である。

その人をまつった神社が、福山市内最古の神社の境内の中にある。

よき雰囲気でしたのでよってもらいたい。

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民神社というそう

福山市は、もともと海だった所を埋め立てつくった土地である。

そのため、真水の確保は重要な課題だった。

現在でも当時の名残を残し、福山市内には水路がはり巡らされている。

 

 

そんな街並みをながめつつ、駅からやく1.2kmほど。

今回、事前に決めた目的地の1つ、福山自動車時計博物館だ。

 

福山自動車時計博物館

 

はじめての南極調査に用いられた車両や、往年の車種、

小さなプロペラ機、ありとあらゆる時計が展示されている。

整然とはしていない、雑然としている。自由に触ってよいし、乗ったりもしていい。

写真もOK

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なかなかの異世界観。どれもこれも、本当に市内を走っていたもの、

使われていたもの。ナンバープレートもしっかり残っている。

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いっぱいの時計。もうちょっとちゃんと撮れればいのになあ・・・・・。

 

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プロペラ機にものることができる。

うえからのって、許されるなら翼に寝ころびたかった。

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全部ピンボケしとる。まあ、いいかあ。

プジョーの初代、それから、日野が一時期つくっていた自動車。

きれいな色である。

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ホンダがいちばん最初につくった電動自転車(これまだ動くなら大分すごい)

大きな大人が楽しそうにしていた。

わたしの一番気に言ったのは、からくりピアノ。

スイッチを入れると、勝手に演奏する80年前のアメリカのからくりだ。

ただし、どうやったら動くとかぜんぜん教えてもらえない。

どうやったら動くかなーをうーん、うーんとあちこちいじると

そのうち動き出す。

どうやって動いてるんだ、すげー・・・・・とぽかーんと眺める。

そんなに車とかバイクとかわからないのだが、それでもわくわくする。

和時計とかとても美しいので、みに行っていただきたい。

 

そこから、駅を目指しててくてく歩くと途中に豆菓子屋さんをみつけた。

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http://www.mametoku.co.jp/

 

中に入ると、何十種という豆菓子が並んでいた。

テンポにはいると、お店の人気商品を試食させてもらえる。

ヨーグルト風味やメープルといったものから、抹茶、うめ、炒りなど

和洋のどちらの味も楽しめる。

甘いもの苦手な人のお土産にもよいかもしれない。

 

つづいて、大黒町。

偶然たどり着いた、雰囲気満点の通り。

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レンガ畳だ。

 

これ、耳鼻科なんですって。

 

 

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イスランカ料理って書いてあった

 

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ガス灯が現役していた。

からしらべたら、このまちづくりを牽引したひとが、先ほどの博物館の

館長さんだったとのこと。多いに納得だ。

レトロモダン、という言葉がぴったりの通りだ。ぜひこのまま残ってほしい。

なにが残念かって、こんなにも写真映えするまちなのに

ぜんぜん、綺麗に写真撮れていない。すいへいを取るだけでも全然違うのになあ。。

 

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これも、なんかもうちょっとなんかあったよね。

天気の良い日に改めてリベンジしたいと思う。

 

あとは、実家にもどってお店を手伝っておわりました。

 

 

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

長めの袖は役に立つ~大阪・福山市編①~

10連休をまるまる遊び倒すことができるほど

やりたい事がないなんてなんて悲惨な人生でしょう。

いや、やらなきゃいけない事はたくさんあります。

あたらしい落語のネタ作ったり、ポスター作ったり。

まあね、気を載せるのが休暇です。

そういえば、令和のタイミングで結婚報告が相次いだ。

おめでとうです。(それだけです。ほかにはかたりません、あえて!)

 

さて、わが社も一応10連休。

ちゃんとためておかなきゃなーと思っていたのに全然たまりませんでしたので、

しっかり貧乏旅行をすることに。

何でもかんでも高くなるので、とりあえずトカイを脱出することに。

夜行バスで大阪に向かう。3列シート、1万円くらい。行こうと思えば

大阪~東京間は3000円くらいでいける。

 

大坂の目的地は「てんしば」

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アベノハルカスをのぞむ民説民営の公園

www.tennoji-park.jp

 

パークマネジメント事業の事例として取り上げられることの多い、

東急電鉄が整備した、「民設民営」の公園だ。

企業が公園の維持管理、建物の整備を行政に代わって行う代わりに、

その公園に設置されたテナントから利用料等を得る仕組みだ。

今後財政難が見込まれる行政のあり方の1つである。

 

心地よい緑を整備することで、商業施設の価値をたかめることができる、

なにもせずとも、場を整えるだけで人が集まると言うことが既に価値なわけだ。

その日も朝の7時にも関わらず、散歩をしたりイベントの設営準備をする人で

ここちよいにぎわいを醸し出していた。

アベノハルカスにもちかいし、駅おりて目の前である。

大阪は、まちなかに大規模な緑が少なかったりするのでぼんやり過ごすのには

おすすめだ。商店街も近いし。

 

11時には大阪駅から鈍行にのって、福山市をめざす。

大体4時間くらいかな。

お供に本を二冊。一冊は仕事の勉強をかねた一冊。

もう一冊は住野よるの新作「夜のばけもの」。

 

ja.wikipedia.org

 

すみのよるの作品は、少し明るい湊かなでだと思っている。

思春期の同調主義、本音と建前、無関心な他人、集団の中の自分。

そんな、誰もが一度は認識したことあるようなことを

物語の中でいたいくらいにつきつけてどの作品にもどうか、救われてと

読み進めるが、決してさわやかには終わらない。

この感相はまた別に書こうかな。

 

そんなもどかしい思いを抱きながら、ボックス席で

かわりばえのしない景色を眺めながら過ごす。

 

そして、鈍行列車の窓枠には大体こんな感じの落書きがあるのだけど、

これって皆どうやって書いてんのかな。

安全ピンなんて持ち歩かんだろうし。書きたくなるほど

いい一日だったなら何よりだ。そういう時間の記憶がこの車両には

置き去りにされている。だから、普通電車が好きなのかもしれない。

飛行機には落書きできんし。あの向かい合わせに座るタイプだと

わざわざ書かない。この微妙な個室空間っぽいボックス席の車両だから

いいんだと思う。

 

そうこうしているうちに、福山市へ。

 

 

駅を降りたらすぐお城が見える、古い城下町の街並みがよく残された

市だと思う。

 

 

今回はことごとく写真がわるいな・・・・・。

まあ、いいか。

 

福山市は以前から見てみたかった商店街ある。

 

www.g-mark.org

 

近年、アーケードを取り払う商店街が増えている。多くが維持費の

問題からだったかとおもうが。

天井を取り払いつつ、商店街としての連続性と維持、

緑を配置して歩きたくなる通りを演出している。

 

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残念ながらめちゃあめで、いまいち良い写真じゃないけど。

公園的な整備のされ方なので、もっとここに人がとどまりたくなる仕掛けができたら

面白いのだろう。

 

雨の中をふらふらと歩いていると

なにやら不思議な喫茶店?フリースペースのような場所を見つけた。

「どうぞ、よかったら中へどうぞ」

と、奥さんが中に入れてくれた。

たなにはびっしりのレコード。

 

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「せっかくやから好きなん聞いてみて」

と声をかけていただくも、1960年代~1970年代の邦楽ロック、フォークが多く、

んーわからん。ジャケットみてきめよかなーと思っていたら、

オーナーが1枚すすめてくれた。

 

ja.wikipedia.org

 

♪好きだよと言えずに、初恋は~をうたっている人。

レコードがいちばん音質がいいと聞く。個人的には

低音がよく聞こえるのがレコードのいいところだと思う。

ベースの音はかき消されがちで意識しないと聞かないのだが、レコードだと

よく聞こえる。太鼓の音にもにた、音が体の真ん中で響く感じだ。

 

なんでも、ここのオーナー、この人とおなじステージに立っていたらしい。

すて曲のない、いいアルバムなんだとおすすめの一枚とおいしいコーヒーで

ゆたかな時間を過ごした。

・・・・・肝心の店の名前とか、住所とか忘れてしまった。

 

あるいてたら絶対わかるのでよかったら行ってもらいたい。

実際、商店街かわったけど、どうですか?と尋ねたところ、

まだ集客に結びついている感じはしないとのこと。

まあ、そうだ。場を整えてコンテンツを入れていくのは今からだろう。

それは、まちのひとたちが、どんなまちにしたいかを考えて

動いていくしかないわけである。

やみくもにチェーン店がはいるような、統一された雰囲気を無視した

店舗展開がされることないよう、生活に必要とされる商店街に

今後なっていったらいいなあとおもう。

 

福山、とてもたのしかったので、もう1回分くらいかく。

 

 

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

 

 

幻と消えた旅行プラン

10連休に向けて世間が騒いでいる。

飛行機も新幹線も、夜行バスも、なにもかんも、

めちゃくちゃこむし、そんなにまえから休みの計画をたててられるほど、

毎日余裕があると言うのならそれはそれでよいことだと思う。

 

さて、とかい子はあんまり前もって旅行の計画をたてるというのは

そんなに得意ではない。

けっこう、旅行のテーマを思いつくまでに時間がかかる。

ふっと、思いつくと結構はやいのだが、

なかなか。うみがみたいとか、さけがのみたいとか、

現場がみたいとか。

ずっと前から広島県尾道市に行きたくてたまらないのだけれども、なかなか

いけていない。きっとまだ、その土地によばれていないのだろう

斜面地の空き家再生というコアな部分において、

ここほど楽しそうにやれている所をほかにしらない。

広島県全体がまちづくりについては、かなり面白い取り組みがしてあると思う。

7月とかに連休とっていきたいな。

 tripnote.jp

 

さて、今回、この尾道を含め、アイディアを思いつくまでに

時間がかかった故、達成できなかったルートがある。

また忘れると行けないから書いておこう。まず、このトカイを脱出するのが

一番お金かかるんだよな。。。。

 

まず、ひろしまにでます。

夜行バスで尾道までいきます。

大型連休前とかは1万以上しますが、通常は6,000円から7,000円くらい。

 

それから、レンタルサイクルを目指します。

マウンテンバイクでおなじみ、ジャイアントの尾道店舗。

尾道今治の店舗はしまなみ海道のすぐそばに設置されている。

bicyclerental.jp

 

つまり、乗り捨てができる。

事前に予約しておかなければならないが、クロスバイクを借りることができる。

お値段、おおよそ一万円。

 

今治についたらおとなしく松山市内を目指す。

電車で2~3時間くらいだったかなあ。

松山市内に言ったらとりあえず、道後温泉

大街道の居酒屋でもいいかな。

きっと足腰立たないだろうけど。

 

翌朝は八幡浜をめざす。大体1時間くらいかな。

 

 

駅からだいぶと離れてはいるが、フェリー乗り場がある。

大分の別府へとつながるフェリーだ。

www.uwajimaunyu.co.jp

 

そこで別府へ抜ける。風車がたちならぶ姿は見ものである。

 

3時間ほど船に揺られると、九州に上陸。

大分の町をぬけて、我がふるさとへ。

 

いやあ、やりたかったなあ。。。

トータルでいくと

 

夜行バス 東京→尾道   8000円

自転車  尾道今治 10000円

電車   今治→松山   2380円

電車   松山→八幡浜  3140円

フェリー 八幡浜→別府  3000円

合計  26520円

 

飛行機とおんなじくらいの値段になった。

ちょこっとたかい。。。。か?

まあまあ、でもおんなじくらいか。

んーーーーー!!!やりたい!!

  

 

好きな人のそばにいるあなたが好き

おおげさなタイトルをつけてみた。

今回はタイトルに負けず劣らずの大げさなファンレターである。

決して怪しいものではないので、どうかもしみつけてもひかないでほしい。

人畜無害な生き物です。

絶対に危害は加えないので、ほんとうに、大げさなファンレターだと

思ってください。

 

さて、とかい子、ポットキャストをたまにきく。

もともと、ネットで知り合った方がされていて、

そこでポットキャストという存在を知った。

自分で配信する仕方はいまいちわかっていないのだか、

仕組みとしては音声配信サービスだ。webラジオ、といったほうが

一般的かもしれない。落語家さんや声優、俳優の卵の人なんかも最近よく

やっているように思う。

 

そのなかで、肉汁のたまった落とし穴というラジオをよく聞いていた。

マッチョ大富豪というラジオが肉汁のたまった落とし穴の先進だ。

関西の二人組が日々の出来事やお便り、コーナーを心地よいテンポでとどけてくれる。

いなか子は関西の、というか、男性の会話特有というか、

比喩表現が多い会話がとてもすきなのだ。

もはや、○○やん!とかそれで落ちがつく感じの会話が、ここちよい。

 

このマッチョ大富豪に出会うきっかけを与えてくれた人にはちょっと

不義理をはたらいてしまった。すっかり疎遠になってしまい、

謝るタイミングを逃してしまって、じんわり、苦しかったりするが。

ただ、マッチョ大富豪のとてもレアな時期を知っているとだけ。

 

とかい子、この比喩が多い会話を

自分が頑張らないといけない会話をするときの参考にしている。

落語をするときやまくらをふるとき、私は面白い会話はできるわけではないので。

だから、うまいな、そのたとえ!みたいな感じでなんとか笑いをとっていく、

そんな感じにしている。

このスタイルに行きつくまでに、先の不義理をはたらいてしまった人や、

肉汁のたまった落とし穴や後ほど紹介する夜の大放屁を、

大変に参考にさせていただいた。

ちなみに、女性でこの話しかたがうまい筆頭はいなか子である。

 

 

そんな肉汁のたまった落とし穴がが3月で終わってしまった。

パーソナリティーを務める方が

大学卒業、社会人、結婚、出産、転勤となった。

それを機にラジオを卒業された。

このwebラジオは、人生をおすそ分けしてもらっていような気になる。

ユーチューブが自分ができないことをする人たちなら、

webラジオは人生を共有させてもらえている気になる。

こういうとまた、きもちわる!と思われるかもしれないが、

ラジオという存在がもともと参加・共有を強みにしたらコンテンツだから

良いのではないかと思う。

 

テレビは「皆さん、どうですか?」と問いかけるが、

ラジオは「あなたは、どうですか?」と問いかけるという違いがあった。

それくらい、個々に語りかけるスタイルが最初からできていた。

だから、ラジオとネットはとても相性のいいコンテンツなのだ、本来は。

ネットにさまざまなメディアがとって代わられるなか、ラジオは実は

うまく共存の道を歩んでいけるのではないかと思っている。

 

・・・・・・・・・余談がすぎた。

とにかく、肉汁のたまった落とし穴は終わってしまった。

でも、80話以上あるし、コーナーもたくさんあってコンパクトだし、

よかったらぜひ調べて聞いてみてほしい。

 

そして、その流れで知ったのがよるの大放屁という、

やはり同じような関西の二人組で、これがまた、

比喩がめちゃめちゃ上手い。

ねぎしさんと、佐藤さんというお二人がしているのだが、

そして、とかい子、ねぎしさんの話し方がとても好きである。

というか、あの一本芯が通ってる人間性がよい。

なんというか、「自分の価値を下げない」生き方をしている。

もっというのであれば、「自分で出した答えを信じれる人」だとおもう。

・・・・大げさだと言われるだろうが、今回は大げさなファンレターだから。

 

人に肯定してもらう必要のない人は強いと思う。

人生でそういう人にリアルでは2人であった。

ネットなら、ねぎしさんかな。

 

数々のエピソードもおもしろいが、あの人の良さがにじみ出てる感じがいい。

ほこほこしてしまう。

 

よるの大放屁のラジオスタイルは1つの回が、30分~40分程度に

分割されてあげられている。

 

特に好きなのがこれ。

 

27-3

佐藤心配協会/佐藤の心配なとこ10

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なんでかしらないけれども、この回がいちばん好き。

じゃあ、根岸さんだけ知ってたら、ここまで、ええなあと思ったかというと、

多分、佐藤さんが横にいてるからだろうなあと思うわけだ。

その人向けの自分というのがあると思う。

いなか子と話しているときの自分と、大学の友達と話している私とでは

全然違うように、その人の横にいるその人がよきなのだ。

その、よいなあ、というのがよくでているのがこの回だと思う。

初見でいきなりこの回を聞いて面白いかと聞かれると、ちょっと厳しいかもしれない。

ある程度、パーソナルを理解した方が面白い回だと思う。

面白いというか、共感しやすいというか。

 

最近の方がコンパクトで聞きやすいので、第4シーズンの頭から聞いて

徐々にさかのぼっていくほうがよいかも。

 あ、別に、BL的な目で見ているわけではないので、誤解しないでほしい。

 

よるの大放屁はシーズン制で、10セットワンシーズンだ。

今回、大放屁の第4シーズンが終わる。

次は第5シーズン。楽しみである。

 

(あ、URLとかは許可とってないのではっておりません。)

 

お二人とも、どうぞお体気をつけて

あまり無茶をなさらずに、これからも少し人生をおすそ分けしていただけたら

うれしいです。

 

どうか、おこらないで、ひかないで。

第5シーズンを応援したいけど、お便りのネタがなかったのです。。。

そもそも、見つからないかもしれんけど。 

 いや、ちょっと見つかって欲しい気もするけど。

 

 

#ものぐさ録音会

 

 

肩書で語らnaighatというイベントでめちゃくちゃしゃべってきた

 

4月は時間がある。

そのため、うろうろが充実する。落語も覚えられる。

連休に備えて、あんまり散在しないように、そろそろと遊ぶ。

交通費とかね、日々の食費をちょこちょこ削りつつね。

 

そんな、ある日のうろうろ。

「肩書で語らnighat」というイベントに参加してきた。

肩書禁止の試験的なワークショップ(以下WS)のイベント。

名刺は個人を伝えるのか?という疑問から、個人を伝えるための

「面刺」をつくろうというもの。

あ、写真撮り忘れちゃった。引用させていただこう。

 

新しい自己表現!「面刺」ワークショップはじめました。https://note.mu/mi_hara/n/n52ef4eaff7bc

 

まだまだ、このWSのターゲットを考え中だということではあるものの、

言葉以外で自分を表現するということは最近のWSの流行りなんかなーと思った。

ちょっと前にも、レゴブロックを使ったWSもあった。

言葉だと、個人でもつイメージは異なってくる。青、と聞いても、

どんな青をイメージするかは異なる。

イメージを形にすることで、言葉以外での共有を可能にすることができる、

という目的だったはず。

言葉ではない共有は、相手と自分は違うんだということを視覚的に理解するため、

意見の対立ではなく、議論を進める上での有効な手法の一つだという。

 

13名程の方々が集まる隠れバー。

この手のイベントは、大体同じような人が集まる。

年齢や、性別やバックグラウンドは違っても、もつ雰囲気は同じだ。

つまりは、「この手のWSにひるまない人」が来る。

新しもの好き、交流好き、フットワーク軽い、的な。

 

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びっみょーな写真しかなかった

魅力的な23歳女性に出会ったので、この話は次回に持ちこそう。

 

特性で自己紹介をしてください、と始まる回。肩書を使わずに、自身の事を話して

ください。

んー・・・・そだなあ・・・

 

皆様、旅行が好きです、おいしい食べ物の情報を探している、いろんなことに

興味がある、などなど

 

んーーーーー・・・・どしようかなあ。

 

「私はおしゃべりが好きです。もっと言えば、人前で話すことが好きです。

人前でしゃべることができる機会はどんな形でもテンションが上がります。

それが高じて、落語を趣味にしています」

 

こんな機会だし、全力本音で行かせていただきましょう。

一番好きなテンポと、テンションで話そう。

 

「ただいまもやもやしております。でも、年齢的にもやもやばかりも

していられないので、なんか一緒にできる人を探してきました。

現在、第二思春期を迎えております。どうぞよろしくお願いします。」

 

落語の枕と同じ様な感じで、でも、聞きにくくならないように。

どこかに、ちょっとだけキャッチ―な単語を。後は、わかりにくくなく、

わざとらしくない程度に倒置を混ぜる。

会話しながら、こんなこと、考えてたりします、はい。

 

そして、人と話すことで、自分の考え方を整理しがちだから、

質の高い人たちに話す、というのが一番考えが整理できる。

まあ、しゃべれることがある時限定ではあるんだけれども。

 

さて、肩書とはなんぞや、と考える。

そもそも、肩書で語らない、という場に魅力を感じるとは何ぞや。

前提条件として、皆さん、自分の肩書に納得していらっしゃるんでしょう、と思う。

学歴も会社でも、自分が持っている肩書がそもそもそんなに苦ではないんでしょう、と、参加者の顔を見ながら酒を飲みほしてたりする。

 

私、めっちゃ自分が持ってる肩書、苦しい。

大学院卒、職業の肩書も、性別も、自分が持つにはふさわしくないと思っているから。

肩書が苦しいのではなく、その肩書が形成している社会的イメージが苦しい。

だって、私、別に、そうなりたくてその肩書を持っているわけではない。

そこを通過したら、ついてきた。

 

肩書は、便利なコミュニケーションツールに過ぎない。

前提条件を相手に付与するものだ。

その条件に答える人、もしくはふさわしい人を人は「優秀」と呼ぶ。

 

個人で仕事ができる人は、こういう時、いいなあ、と思う。

人で仕事ができるということ、組織人である必要がないこと、

そうなりたいなあって名刺の要らない働き方、したいなあって。

努力したいなあ・・・・・

 

私の時はあの人を追い抜く~天沢聖司から冴羽りょうまで~

この年になると、一人何々をしてきた、というのが話題に上らない。

むしろ、誰かと行ってきた、というほうがレアイベントだ。

独りカラオケ、一人焼肉、一人映画、一人レストランフルコース、

一人居酒屋。誰かと共有云々ではなく、単純に、皆忙しいからね。

友達、知り合いをガンガン増やすか、不労所得者を友人にでも

しない限り、人生は基本孤独だ。

孤独は体に悪いから、孤高の歩みだと言い聞かせねば。

一人で歩く時こそ、高いヒールを履いて、出かけていくような、そんな

自意識過剰さがよいと思う。・・・そろそろヒールのかかとをダメにしそうな

とかい子です。

 

さて、新宿で映画をみてきた。

「劇場版シティハンター 新宿プライベートアイ」

https://cityhunter-movie.com/

 

先に行っておくが、別に年はごまかしていない。

我が家は、漫画なんて買い与えられていなかったし、

頻繁に本や雑誌を買うような家庭でもなかったから、もっぱら

土日や地元の公民館に行っていた。そこに漫画がいくつかあったからだ。

小学校3年生のころ、とびとびでシティハンターが寄贈された。

1巻、3巻飛んで11巻とかだった気がする。1巻はわりと、女の人の

裸がいっぱいだし、ガンガンひとしぬし、当時はまだエッチなギャグが

ようわからんかったしだった。

ただ、絵のタッチが独特で読み入っていた。漫画といえば、

きらきらおめめで、大きくて、ありえない感じの顔だちの少女漫画が

ほとんどで、アニメもそんなのしかなかった。

そんな中でちょっと写実的な顔立ちのキャラクターが物珍しかったのか

何度も読んでいた。

 

ある程度、ませてきたころ、全巻を寄贈してくれた方がいたらしく。

夢中で読んだのを覚えている。

 

個人的におすすめストーリーは(コミック何巻かは後で書きます)

・・・・毎度調べてからかけと思うが、データ版しかもってきていないので

探すのがめんどい。

 

1 絵里子登場回

香の幼馴染のファッションデザイナー絵里子のボディーガードを

りょうが引き受ける回。モデルの代役を香が務め、りょうが少し

香を女性として意識しだす回である。

りょうのファッションを終始嫌がっていた絵里子だが、実は、スイーパー

として何一つ無駄のない恰好をしていたことを知る回。

ラストのプラスチック爆弾を打ち抜くところの描かれた方がかっこいい。

 

2 病気の女の子を助ける回

病気のため、家から出られない女の子の趣味は、まちのあちこちを

双眼鏡で見ること。ある日、りょうと香の暮らすアパートをのぞき見、

そのめちゃくちゃな生活を見るのが楽しみに。

香の前ではふざけてばかりだが、以外にも不在の際にはストイックに

鍛錬にいそしむ様子が描かれている珍しい回。

当然、毎日見張られていることに気づいたりょうは、女の子のアパートへ。

そのとき、ベランダに降り立つシーンのシルエットの描かれ方がつぼ。

 

3 海原との再会

シティーハンターは人気絶頂にも関わらず、打ち切りをされた

作品でもある。そのため、最終回に向けて展開をはやめていく30巻

辺りからは怒涛の展開が続く。

唯一、りょうが涙を見せるシーンがこの回。

北上司の絵の特徴でもあるキャラクターの目が、とてもきれいに

描かれている。片面いっぱいにりょうが描かれていて、

その目がインクと紙にも関わらず、キラキラして見えた。

ちなみに、この回の一つ前の話で香ちゃんのアップ画もあるが、

その瞳の描かれ方もとてもきれい。

 

まだまだ、あるけど、3つ上げろと言われたらこれかな。

後は、銃の調整をしてくれる人との話とか、冴子と槙原の回想シーンとか

海坊主との再会の回とか、あのあたりも好きだけれども。

 

そんなわけで、思い入れは余りある、シティハンターの映画を見てきた。

(やっと本題)

うー・・・・・・・ん・・・・・

いや、Angel Nightを聞けたのもよかったし、アクションシーンも

よかったけど。

(Angel Nightの最初に好きになったのは声~からの下りがすき)

 

 

ストーリーとしては、ヒロインが冴子にそそのかされて、今はない

掲示板にXYZを書き込み、りょうが登場。

いつも通り、アパートに来て、

いつも通り、ヒロインが重大な組織のカギを握っていて

分けもわからず狙われて、

りょうがその謎を解いて、

で、その過程でイケメンが香に恋して、香がりょうをあてつけようとして

りょう全然気にしなくて、

で、実はそのイケメンが悪役で、みたいな

 

まあ、皆がすきなシティハンターの要素を全部詰め込むと

こうなるよね、みたいな話でした。

映画だし、もうちょっと悪役に感情移入できるだけの背景が欲しかったなあ。

なんで、急に香に悪役が執着しだしかもわからなかった。

映画は、悪役に感情移入できるかどうかだと思っている。

 

まあ、音響を聞きに行ったかな、あれは。

ストーリーは過去作品の方が悪いが断然面白い。

だけど、音は映画館に勝るものはない。そういう意味では

正しく、映画館を利用した気がする。

 

ジブリ天沢聖司君の年齢を超え、

工藤新一の年齢も超えた今。

まだまだ、りょうの年齢は超えてないからなーと

よくわからない安堵をする。

 

りょうも超えたら紅の豚マルコ・ポーロにはまるしかないからな。

りょうが年齢不詳でよかった。

 

cityhunter-movie.com

 

 

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