ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

眺めの袖は役に立つ~広島編②~

いいコワーキングスペースをみつけました

これは、通いますねえ、どうもトカイ子です。

 

広島編その2です。

朝一移動しないと、混むであろう宮島を目指して、

朝ごはんはよーいどん

起きて15分以内に家をでる生活を、もう10年近くしている自負が

あるわけで、きちんと1時間前におきて、お茶飲んだり、

お風呂はいったり、お化粧したりしている同い年人間30年目の二人の

気配を感じつつ、起きて15分ででれるっていいよったよー

おきるんかなあ、って言ってる声を聴きつつ。

まじで五分前におきました。きちんとすてきなおねえさんしてるよこで

四捨五入したらぎりぎり社会人の私。

朝ごはんはホテルのビュッフェ。楽しいよね、あれ。

外資系のホテルだから、いわゆるお盆がなくてワンプレーと形式

飲み物が充実してましたね。エスプレッソマシーンとかもあったし。

ただ、いわゆるウィンナーとか、そういうどこにでもありそうなのが

逆になかった。あとサラダとか。まだ寝起きで頭が働かないため、

おかゆをすすりつつ、二人がもりもり食べるのをみる。

デザートも食べたかったような気がするんだけどなあ。

 

忘れ物ないかのチェックをしてもらいつつ、お支払い。

タクシーを呼んで広島駅で、フェリーもこみのチケットを買う

向かい合わせの席でのんびり移動しつつ。

宮島前駅についたら、まさかの市電がここまで伸びていることに気づく。

路面電車のりたかったのに。。残念。

往復券を買ってしまったので、帰りに違う便にのるということができない。

 

修学旅行生をはために、あれに乗るぞ!ダッシュだ!と

海に繰り出し、徐々に見えてくる厳島神社

鹿がその辺あるいてた。あんまり珍しくはないんだけれども。

その辺歩いてるからね、実家だと。

海沿いをてくてく歩きながら、フォトスポットを探しつつ。

海に浮かぶ世界遺産をながめる。

さいころに買ってもらった世界遺産時点は何度も読んでいた中で

海の波の影響を小さくするために板の間の間に広い隙間を開けていたことなんかを確かめる。

 

2人で、安産祈願のお守りなんかを買い。

修学旅行やら結婚式でひしめく神の島をふらつく。

 

透明度の高い海に浮かぶ、神踊る場所。木造建築の鳥居は、取り巻く環境とは

無縁のような顔をして悠々とそこにある。

ベストフォトスポットの脇で、写真もうまく取れないので、と動画を回す。

次はいつだろねえ、なんて言いながら、固定資産税の話なんてしつつ

礫のようにあびされるもみじ饅頭の嵐をぶつけられながら、

もうこれはもみじの形してたらなんでもありなんじゃないかと思ってきた。

途中、とったびで出てくるコッペパンのお店のあんこに舌鼓をうち。

これは本当においしかった。

わりと早々にやることなくなってしまって、宮島をあとに。

 

朝早くから歩き回ってつかれっちゃったね、と言葉少なげに電車にもどる。

駅に戻れば、取り合えずお土産を買い続ける二人をながめつつ、

お昼ご飯は、汁なしタンタンメンを物色。

なんか、そうめんみたいだねえ、びりびりとくる山椒に山ほどの

お酢をぶっかけてするするとすする。想い人さんのしかめっつらが浮かびますね。

 

さて、お昼ご飯もとりあえず食べたので、

余りある時間をつぶすべくカフェを目指したら、空いてなかった。

ので、どこにでもあるでかいTSUTAYAの中にあるカフェで時間をつぶす。

そのあとは本屋へ。

旅の帰り道では本を読むのですね。3冊ほど購入

お友達は絵葉書を購入しておりました。

早めに荷物を引きずり出し、新幹線にお見送り。

空港行のバスに並んだら想定上に並んでいて、早めにいっておいてよかったと

日曜の帰り、だれがどこに向かうのかなと想像を膨らませながら。

明日のことを考えて強制的に寝てしまいたい。

空港に着くと、ほとんどの店がもう閉まっていて、コンビニもなく。

保安検査場の向こうにはマジでなにもなかった。

酒を買い求め、かろうじてつまみになりそうなチーズちくわなるものを入手し、

もぐもぐと食べつつ、久しく遠ざかっている9%の惰性を流し込む。

 

そしたら、飛行機おくれてた、、、

絶妙に周りきらない酒でふわふわと本を読む。

あまり好きな文書ではなくて、断片的なイメージが結ばれては離散していく。

飛行機に乗り込んで、気圧で眠くなると思っていたのに、全然眠くならず

不快な酩酊感が胃の真ん中から広がっていく。

 

半覚醒状態でついた成田空港。

ここからさらに1時間。あくびのし過ぎであごの付け根がいたい。

滑り込むように帰宅し、荷物をおいて早々に意識を手放す。

 

もう少し2つかめのプランをねっておくんだったな、という後悔と

お互いの深い部分をもう語ることができないこの自意識過剰さ加減に

嫌気がさしつつ、眠る。

 

また、いつか、この旅に続きがあることをいのって。