ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

眺めの袖は役に立つ~岡崎市・名古屋市編~

年度末明けて、新年度

今年も個性を叩き潰されたリクルートスーツの新社会人が

あちらこちらで見られますね。

どうも、とかい子です。

 

めったに人と旅行に行かないとかい子、と言いたいところだけど、

直近は人と行ってばかりだな。一人旅のふらふらと寄り道することが

大好きなんだけども。

 

そんなわけで、「東海オンエアの展示見に行かない?」という

人生で初めてのパターンのお誘いを受けて、社交辞令で返事をしたら

いくことになってしまって、げんなり。

いや、好きですけどね、彼らのことは。ただ、別に素人の作品にお金をかけたいとは

思わないわけですよ、、、、、

というわけで、さすがに、岡崎市二日間は興味がない、

ジブリパークに行っていいかとJTBのチケット(一人3万円、新幹線込み)を購入

 

よく考えれば、岡崎市自体は官民連携の街づくりで非常に注目度の高い

地域だったなと。この規模の自治体にしてはあり得ない、100億近くを投資した

河川を含む広域型のエリアマネジメント

 

www.city.okazaki.lg.jp

 

街中ウォーカブル事業や、かわまちづくり等、複数の手法を組み合わせて

横断的な街づくりを展開、町の価値を上げつつ、地域の色を損なわない、そんな

取組にも感じた。

どこもかしこも自由が丘みたいなおしゃれな街並みにする必要はないのよ。

非日常よりも、日常を、暮らしの町の中であってほしい。

落ち込んだ時も、そうでないときも。キラキラばかりじゃだめなのよ。

 

そんなわけで、かけらも興味を持てなかった展示会でしたね。

すげええ!って歓声を上げる若者をそれはそれはひややかな目で見ておりました。

ダメですね、、、、。ビジネスモデルとしては興味あるけどエンタメとしては

そんなに。

こういうものに関して言えば、ライブに価値はない、作り上げられた作品にのみ

興味があるのよ、なタイプのようでした。

 

岡崎市は楽しかったです。

 

指定管理ではあるものの、社会実験として収益を伴うイベントなどもしているよう。

ゆくゆくは、PFIに移行していきたいのかな。。。?

公園の横にちょっとした調理ならできそうな手洗い場等が設置されていて、すごく新しい空間だった。

ステージ常設で、地元のダンス部の子たちが練習していたり、

スケボーとかできそうな空間もあったり。

 

 

緑道側にも連続してベンチや屋根があり、公園を中心として町全体が展開されている

ように感じた。

 

こっちは本命のかわまちづくりの方。

多分、水辺リングもかかわっているのかなと思われる。

階段のところにちょっとした机やいすが設置されていて、川辺の上はサイクリング

ロードになっており、荒川や狛江の多摩川沿いよりも、公園に近いような

活用しやすい印象を受けた。

 

いいね、まちの資源を活用してるって、感じがあって。

特別な誰かだけじゃなくて、この町でつくれる暮らし方があるって感じた。

 

それから、名古屋市内に移動、名古屋飯を食べたことがないそうなので、

とりあえず、全部出してくれそうな店に。

 

tabelog.com

 

お手頃価格でそれなりにいろいろ食べれた。

なんだか聞いたことがある名前だったから、テレビか何かで見たのかもしれない。

 

久々にこう、どうしたいのかわからない恋愛相談を聞きつつ。

とりあえず、男女の仲は、初めてしまえば、いつかは終わる。結婚だって

永遠じゃない。でも、この年になると、この人と仲良くしたい、わかりあいたいと

思える人との出会いは貴重だから、たとえどんな仲であっても縁が続くような

関係をきずくことが先決では?とアドバイスしておいた。

 

もう、会うことがない元カレたち。でも、もう一度会えたらいいなと

本当に思っている。あんな風に一生懸命分かり合おうとしたことは、これから先、

もうないのかもしれないのだから。

そして、そんな相手と切れてしまうことは、本当に悲しい。

 

とか思いながら、翌日はモーニングへ。

 

juno.nagoya

 

偶然ではあるのだが、ここ、入社してすぐ、会社の先輩に連れてきていただいた

茶店

モーニングがあることを知り、朝からいそいそと向かう。

シナモントースト食べました、600円。安いか高いかはわかりません。

もともと、モーニングってコーヒーの値段で軽食食べれるんじゃなかったけ、と

思いつつ、そもそもコーヒーをその値段で飲んでるは、普段と思ったので、

こんなもんだな、と思い直す。

6年ぶりでしたね、おかげさまです。

 

そして、実は少しだけ関与している(らしい)ジブリパークへ。

3枚のチケットすべてあるので、回ることに。

チケットは、時間制なのだが、こう、なんだかな、目いっぱい消費しよう、として

少しでも、みたいに写真ばしゃばしゃ撮ってしている消費者をみると、

これでいいのかな、何て思ってしまう。

値段以上の価値を得たい、リターンが欲しい。少しでも多く満足したい。

そういった感覚が非常に疲れてしまって、積極的にポイントカードを断っている。

適切な金額を支払いたい。

ジブリパーク自体は、本当に公園で、どちらかというと、博物館に近い。

ジブリが時代背景を丁寧に追っている分、生活としてのイメージがあるから、

ただ羅列してあるよりも、当時の暮らし方、みたいなものをより理解できる。

 

特に、食べるをとるの展示は、これまでのいろいろなジブリの展示の中でも

ポイントの説明が多くて非常に面白かった。

ジブリは、食べ物は3色で描くのが一番いいとして、本当に3色しか使って

いないそうだ。また、見知っているものを食べるときの目線の動き、初めて食べる

物の目線の動きの描き方の違い等、なぜ、映像に共感できるのか、ということが

徹底的に観察されていて面白かった。

 

 

見ごたえあった。

消費者ではなく、あくまで、体験者として過ごせただろうか。

ちょっと自信がない。

あと、インスタントカメラも、チェキも室内は弱い。全然勝てない。

 

うまく撮れるようになるのは果たしていつなのか。。。。。