好奇心がご主人様
とかい子は趣味で落語をする。みるのも聞くのもすきである。
とかいは文化芸術に親しむにはうってつけ。
落語を聞きにあちこちに出かけている。今年は、どこかの会に所属して
また高座にもあがりたい。
ただ、私は西の噺、上方落語をこのんでしてきた。だから、このとかいの
お話は正直よくわかっていない。語れる落語家さんもすくない。
その中で、ひとり。よく知りたいなあという噺家さんがいる。
立川談志師匠だ。
正直師匠の落語はあまり聞いたことがない。そもそもとても過激な表現をする方だったから、音源そのものもあまり残されていないのかもしれない。
ただ、とても奥の深い方で、多くの言葉を残してこの世を一抜けされた。
その中の好きな言葉が
人間の好奇心は果てしがない。それを止めるのは恐怖心だけ
人は好奇心の奴隷。恐怖心も経験や学習をしないと植えつけられない。
他の動物たちがいきのこるために最初から備えている恐怖心を
人は経験をしなければ得ることができない。
そして、時に、恐怖心は好奇心に容易に負けてしまう。
とかい子は、よく好奇心が恐怖心にかっている。
そして、このとかいは、好奇心をむき出しにして生きるには、すこし難易度が高い。
こわいけど!でもやってみたい!
私のご主人様の好奇心は、私が最後まで我慢できない事を知っている。
一生懸命、感じていないふりをしても、どうにもできない欲が
暴走しているのを知っている。
我慢できす手を出して得られたものが、想定していたものよりはるかに
刺激の強いものの時もある。
もう無理です!と懇願しても、ご主人さまは
私が欲しがったのだから、と最後までやめてくれることはない。
そして、その経験が恐怖として、私に植えつけられない事も知っている。
学習し、蓄積され、次のステップへの段をとかい子自ら築いてしまう。
話が怪しくなってきた。真夏の青空でも貼っておこう