ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

ひとにやさしく

 

人にやさしく、なりたいのですが

そのためには自分に厳しくならないといけないわけで。

いっそ、優しくできる人とだけかかわっていればいいのでは?なんて

偏った思考になってしまうこともある、そんな梅雨の前の夜です。

 

とかい子のつとめる会社の規模はとても小さい。

小さいのにそれなりに人間関係は面倒だったりする。

おおきな組織みたいに大幅な異動とかは基本的にないので、長く

一緒にいなければならない分面倒なことも多い。

たとえば、1人の機嫌によって社内全体の雰囲気が左右されるとか。

よくある。

 

個人的には、飲み会でコミュニケーションを!は賛成派だった。

けれども、最近ちょっと懐疑的である。

仕事で求められる私と、普段の私らしさは絶対に違うのであって。

飲み会で仕事のままの私ではいられない。

大雑把になるし、口もわるいし、おもしろければいいがでてしまう。

聞き上手よりは、話したがり。

気も回らなくなる。

そして、仕事中頑張っている自分が多分頑張って築こうとしたものが

(しかも新人が作れるものなんて3日でへたすれば崩壊する程度のもの)が

飲みの席でこわれてしまうのではないか?

これは・・・・・・深刻な問題である。

会社に五年も十年もいて、仕事を通して

泣きながら訴えたり、うまくできておもいっきり笑えたり

していたら、多分、飲み会もたのしいだろう。

新人のときにはぼろしかでない気がする。

普段、ぼそぼそっとしかしゃべらないのにのみの時だけ元気やな!とか

絶対になるやん・・・・・。

うん、わりと苦手たぞ、会社の吞み会。

さしであればいいのだろうけれども。大人数難しいぞ。

 

本人らしさを本人が理解してほしいとおもっているわけではない。

見てほしいところと評価してほしいところは、本人らしさとうらはらの

存在かもしれない。

私を評価してもらいたわけではない。私の仕事を評価してもらいたい。

 

人としては苦手だけど、しごとは評価する。的な関係を実はのぞんでいたんだな、

私。衝撃の発見だ。26年生きてきたけど、飲みの席ではなせることも

大事だ、お互いのらしさを理解することが必要だ!なんて、

じつはどっかで思っていたはず。

ちがった。知ってもらいたい相手と飲みに行きたい。

評価してもらいたい人とは行かなくてもいいのかもしれない。

なんと。おどろきである。

 

そんなわけで、相も変わらず1人酒が進む。

東京きたばかりの時、適当な時に呼び出せる飲み仲間がほしくて

所謂出会い系で同い年くらいの子と友達になったが、

彼女ができたら速攻で疎遠になってしまった。

 

もう1人、適当な時によびだせる飲み仲間がいるのだが、

そいつは忙しすぎて捕まらない。

しかたないので、自分を相手に飲むしかない。

折角なので、過去の日記でもさらしてみよう。

 

いなか子とはじめてのみかいをした時の日記がでてきた。

 

4月28日

 今日は、飲み会をした。いなか子ちゃんのこみりょくはすごい。●●ちゃんもいいひとやった。きっといろんな覚悟があってあのキャラになったんゃなあと思う。英語もっとできるようになりたい・・・・。安い店を何件か見つけた。よかった。野菜をたくさん食べたい。いなか子が、地方がそのまま自然なかたちで消えていくのもありだとかたった。何がその場所にとって幸せ何かはまだわからないけれど、大事なのは流動性だ。モノも、人も流れていくことに価値がある場合もあるように思う

 

まじめか!

 

5月12日

(前略)

やっぱいっぱい嘘ついちゃったけど、今日は、なんかいいや。急にいなくなって、さみしかったら、スカイプで誰かと適当に喋った。写真褒めてくれたのがうれしくて、しゃべり込んでしまった。3時間かい・・・・めいっぱい甘えさせてくれてありがとうございました。また、甘えたい

 

なんだ、このかわいい生き物。私があまえさせてあげるわ。てか、目の前の人間に甘えろ、先に。

おっ、何かにたような日記が。

 

5月16日

 今日は、プロジェクトの発表だった。分析のしかたとか、見方、発想のもっていきかた、面白かったなと思う。未来の範囲、有効性、それによって達成されるもの、地図そのものの役割など、見ることは多かった。認知度と、その物語性の関連性の話とかも面白かった。分析とは、こうやるのかっという驚き。

 懇親会は、きつかった。ほかにいうことはない。徐々に飲みの席が苦手になっているのは気のせいか。ヒットするポイントがまるでわからんし、雰囲気も違うし。あららー感がある

 

あれやね、一本軸がない人間は、性格とか、人間的な癖とかがあったとしても

でも、この人はこれがあるからね、と納得してもらえるけど雑多な人間はそうはいかないわけで。そのへんが、飲み会でも軸がぶれて辛いところなわけで。

そうだよね、わかるわかる。ゆるぎない、圧倒的な問題意識に飢えている。

このために生きている!が明確に欲しいんよね、あしもとふわふわするし。

 

落とし所が迷子。今日はここまで。