ツメが伸びるのはやいねん。

都会に住むトカイ子と、田舎に住むイナカ子が、都会砂漠と田舎沼をサバイバルする日記。

蝋燭がきれいなのは、夜がとても暗いから

 

二足歩行してた時間のほうが圧倒的に少ない土日をすごしてました。

どうも、とかい子です。

 

季節の変わり目になるとよく傘をもらう。

最近は、あまりもらうこともなくなってきたから、これは

20代前半までのラッキーイベントだったのかなと思う。

自分から動かねば面白い事は起こらないわけで。

さて、タイトルの通りホストクラブの内勤さんとはなしてきた

 

内勤とはお客様の案内や、その日のお金の清算、上層部からの

指示伝達という裏方の御仕事をする人のことらしい。

ホールとはまた違って、お酒の片づけなんかは、ヘルプと呼ばれる

新米ホストさんのお仕事。

一日に200万から500万のお金がキャッシュで動く世界で、そのお金の

管理が主なお仕事だという。キャッシャーというそうだ。まんま。

これがなかなか、大変らしく、持ち逃げなんかがよくあるそうで

おにいさんは、後続の人がみつけられず日々淡々と管理をしているのだとか。

 

月末はしめもあるので忙しい。特に、ホストはかけ売り制度というのがある。

かけ売りとは、はやい話前借の事で、高いシャンパンやおさけをあとから

お客さんから回収することを前提に、一次的にお店からお金を借りることだ。

で、当然ながら返せない人もでてくる。返せない人はどうするかというと、

分りやすく高跳びをする。そうなると、その人が払った分の領収書を全部ぬいて、

清算し、弁護士に持っていかなければならない。

たまに、返せないので、すこしごまかして!もしくは、のばして!みたいな

交渉をしてくる人もいる。

そういうときは、こっちもいくらか手数料をもらったりもらわなかったり。

 

ホストさんは、基本的に個人事業主、という扱いで、ホストクラブは場所を

提供している扱いになる。

そこで、ホストさん達が自由に商売をし、いくらかが店の収入としてのこり、

うりあげはホストさん達に振られる。

いまは、どんどんクリーンになっているそうで、トッププレイヤー(ホストのこと)

を正社員として雇用し社会保険料を支払えるようにいろいろとしている

所だとか。

 

おにいさんが、なぜ、この世界にはいったのか?

いろいろと詳細は割愛するけど、はたらくことから逃げたかったかららしい。

幼いころから家業を手伝い、ゆくゆくは継ぐことが当たり前だとおもっていた。

高校を卒業してしまったら、一生はたらかなければならない。

したいこと、自由もないままに。

けっか、おうちを飛び出し、さまざまな職種をへて、今の職に。

(聞けば、ばりばり大手のめっちゃ優秀な技術さんだった)

 

あきるまでは、ここで。後任まではね。

毎日胃が痛い思いをしながら、それでも日々面白い人間模様がみられる

この世界を嫌っているわけではないらしく。

20本くらいボトル割られたり、女の子とけんかになるホストをとめたり、

旅行先で女の子にこえかけるのに抵抗がなくなったり。

男気じゃんけんで負けて風俗数人分奢ったこともあったとか。

 

わーい、おもしろそう。

 

ホストクラブに行くことはないかもしれないけど、

ホストみたいな人にはよく縁がある。そういえば上司も元ホストだ。

うっかりはまるのが怖いので、遠くからその世界をながめるにとどめる。

承認欲求を満たして、かつ、生きる目標、自身の価値を分りやすく

数値化してしまうその世界は、とてもわかりやすく生きていきやすいのだと

おもうのだけど。

誰もが平等。よりお金を出したものが絶対的な愛情をてにするわけで。

そのために、生きている自分をおみせ中の人が応援して、認めてくれる。

努力と結果が如実に繋がる。

何とあやうい世界だろう。

 

友達から将来はスナックを開くといいと言われたことがあるので、

週末スナックとか開いてみたい。

お題はお気持ち。旅の写真一枚とお酒一杯がトレード、みたいなね。

 

f:id:tsumehaya:20180604000113j:plain(夜に見る蝋燭の光が明るいのは、それだけ周囲が暗いから・・・・・・)

 

あ、そういえば、とかい子といなか子で共通のテーマで記事書くんでした。

とかい子からのお題「男湯」